ひょうたん池


五合庵は、国上山(くがみやま)の中腹に位置するところにあり、わびしい草庵だったようです。この場所で約20年間良寛さまは、書物を読み、詩歌をつくり、書の鍛錬をして過ごしたと言われています。

ある日のこと。水がなくては何事にも不便ということで、良寛さまは五合庵のそばに小さな池を掘ることにしました。池といっても、清水をため込むだけの小さな池でした。

*線は実際にはありません

なんとか小池を完成させて、良寛さまは大喜びしました。
その時に、ウィットにとんだ川柳を詠んだとか。

「新池や 蛙飛び込む 音もなし」

なんだか、有名な俳人が読んだ詩によく似ていますよね。
良寛さまは、ユーモアを解する人だったのでしょう。




told by mitsurin


良寛さまのページトップへ

[トップ] [みつりん] [進学教室佐京] [良寛さま] [四文字英語] [ゴーヤー]
[簡単PC講座] [合格体験記] [アロマ] [逸品] [リンク] [亜木冬彦]