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看護部理念
私たちは、地域住民の皆様に心から思いやりとやさしさをも持って接し、信頼していただける看護を提供します。

 
  1,生命の尊厳と権利を尊重し、満足していただける看護を目指します。
  2, 専門職としての知識、技術を高め、事故のない安心安全な看護を目指します。
  3, 地域連携の充実を図り、安心して生活できる環境づくりを推進します。
  4, 院内・院外すべての資源を大切に、環境保全に貢献します。
  5, 病院の健全経営に積極的に参加します。
◆看護部概要
【病棟単位】
一般病棟:6単位(小児科・産科混合病棟1単位を含む)、回復期病棟:1単位
【外来部門】
救急センター、透析センター、手術センター、各科外来、健康管理センター、地域支援センター
【看護体制】
10対1看護、看護師が本来の看護業務に専念できるように、看護補助者・労務補助者・クラークの配置あり。病棟7単位3交代制、チームナーシング・受け持ち制併用
【目標管理】 
平成17年度よりBSC(バランストスコアカード)導入、水俣市立総合医療センターの理念を反映したBSCの組織戦に基づいて、年度毎の基本方針を定め、PDCAのサイクルで展開しています。
【水俣市立総合医療センター 看護部目標管理の目的】
1)病院および看護部の目標を達成するために、具体的行動を明確にすることで組織の活性化を目指す。
2)職員の能力開発により、組織および看護部の質の向上を目指す。
3)個々の能力開発目標、業務目標を明確にすることで、士気の向上を図る。
※ 中間評価、最終評価により、残された課題を分析し、新年度の目標を明らかにします。
※個人目標管理においては、所属長が個人の意見や考え方を尊重した目標達成を支援し、相互理解と自己啓発を促し、やりがい感を育てることを大切にしています。
【教育体制】
クリニカルラダーを取り入れた院内院外研修によるキャリアアップと看護チームのパートナーとしての補助者教育も実施しています。
【看護部教育理念】
柔軟な感性と社会人としての自立性を身につけ、科学的な看護を実践できる看護師を育成する。
1)患者を擁護し、患者中心のケアを実践できる看護師の育成。
2)看護の根拠を追求し、実践できる看護師の育成。
3)ライフサポートが出来る看護師の育成。
医療の高度化、専門分化が進む中で、急性期病院としての役割を果たすことのの看護師の育成のため新人教育の充実、ラダーを取り入れた教育システムの構築を目指しています。
看護部教育委員会活動もご参照ください。
福利・厚生 各種保険加入、親睦組織(睦水会・・・病院職員、わかば会・・・看護職団体)
看護師採用 毎年7月頃、採用試験実施、採用者数により、随時採用試験実施予定
◆外来部門紹介
“ ともに親しみ、ともに思いやり、ともに生きる ”
この仁愛の精神は病院の院是であり、私たちのモットーです
患者さまへの気配りを念頭におき、思いやりのある対応に心がけ、安心して受診していただける環境づくりに努めます。
【受診相談コーナー】
患者様の病状に応じて、適切な科が受診できますように、看護師の受診相談窓口を設けています。初めての方も安心して受診ができますよう各科外来との連携により、迅速で安全な対応を心がけています。
【外来看護】
患者様とのふれあいを大切にし、医療チーム、地域支援センターとの連携をもとに患者様一人一人の思いが大切にされた診療を受けられ、安心して地域での生活を送ることが出来ますように支援します。

【外来環境づくり
イベント紹介】

患者様の不安を少しでも和らげることが出来るように外来ロビーに四季折々の花を活けてお迎えしています。また、年2回の華道展開催、七夕飾り、クリスマスコンサート、「看護のこころ」普及目的の“看護週間行事”、安全で安心な医療を提供するための“医療安全週間行事”“糖尿病週間行事”等看護相談、禁煙指導・介護相談・体脂肪測定その他の測定等を交え各種イベントを開催しています。
【ご意見箱と掲示板】
外来・病棟に、患者様からのご意見や要望をいただくご意見箱を設置し、外来フロアの掲示板には、皆様のご意見に対する回答を紹介させていただいております。また、外来患者満足度調査を参考に、接遇委員会を中心に接遇改善に努めてまいります。
【特殊外来】
母親学級
産婦人科外来では、経験豊富な助産師により妊娠、出産、育児支援を行っています
日時
毎月第1、2、3週の火曜日13:30〜15:30
場所
産婦人科外来
内容
第1課
@ 妊娠について(助産師)
A 栄養指導(管理栄養師)
第2課
@ お産の準備と経過(助産師)
第3課
@ 産後の経過と家族計画(助産師)
A 育児について(助産師)
B 予防注射について(小児科医師)
☆ ご主人同伴も大歓迎します。
母乳外来
日時
毎週水曜日
場所
産婦人科外来
内容

・母乳相談(助産師)
・育児相談
(小児科医師・助産師
・赤ちゃんなんでも相談
(小児科医師・助産師)

 

☆ 元気に赤ちゃんを育てたい方、是非ご参加下さい。
いずれも無料です。詳しく知りたい方は産婦人科外来までお問い合わせ下さい。
 
フットケア外来
糖尿病・内分泌センターでは、外来フットケアを行っております。
詳しくは、こちら 
◆病棟部門紹介
【看護の提供】
看護体制:チームナーシング、受け持ち制併用
7単位の入院病棟では、その病棟の医療に即した安心安全な看護の提供に努めています。
毎日の看護の提供は、担当医と同様に、患者様の入院から退院まで担当看護師が患者様の目標を共有し、相談相手となり責任をもった看護を行います。
そして、新人看護師もベテラン看護師も同じような看護が提供できるように、チームで情報を共有し担当看護師が不在の場合は、チームの他のメンバーが代わりとなり、患者様が安心して治療に専念でき、過ごしやすい入院環境作りに努めています。
また患者様の問題解決のための各職種参加型のカンファレンス等により意見交換を行い、チーム医療の推進に努力をしています。
【患者様目標の達成】
私達の毎日の看護は、患者様から頂いた情報から患者様と目標を共有し、その目標達成のために計画を立て、観察や看護ケアを実施します。
その計画は、医師の治療方針に基づき、患者さまと担当看護師が話し合って立てるものです。
目標達成のために経過中の評価をしながら患者様とともに問題解決にあたっています。
【安心安全な看護】
日常の看護業務においては、事故のない安全な看護を第一義的に考えています。
そのために、バーコードリーダーや声だし確認、患者様自らに名前を言っていただく等確認作業の徹底、安全器具の採用、既存の医療器具等の見直し、他職種間との連携強化、安全対策委員会、研修会等を行い、事故防止に努めています。
PDAを使用した注射3点チェックの流れ

 
    
【退院調整者の配置】

地域支援センターに退院調整担当者をの看護師を配置、患者様、ご家族の相談相手となり、医師、病棟師長、担当看護師、コメディカル、地域の施設との連携のもと安心して退院できる環境づくりを実施しています。

◆委員会活動紹介
看護部は病院組織の委員会に参加し、組織活動を行いながら、看護部の委員会も活発に活動しています。
各委員会の活動内容を紹介します。
【教育委員会】

看護職員の院内教育は、当センターの理念に基づき、患者様に満足していただける、
質の高い看護サービスを提供できる看護職員の育成と、専門職業人としての成長を目指しクリニカルラダーを用いたプログラムを組んでいます。

 ※教育委員会は看護部の教育理念に基づいて活動しています。

 教育理念:: 柔軟な感性と社会人としての自立性を身につけ、科学的な看護を
        実践できる看護師を養成する。

 教育目標: 1、患者を擁護し、患者中心の看護ができる看護師の育成
       2、看護の根拠を追及し、実践できる看護師の育成
       3、ライフサポートができる看護師の育成

 【研修内容】
1、新人研修
    *新採用者への病院・看護部門のオリエンテーションの実施
     ・院長、看護部長講和
     ・感染、安全対策、接遇の各委員長講義
     ・呼吸管理、循環管理、脳疾患講義、技術訓練(電子カルテ操作、採血、注射、与薬、救急蘇生等)
    *教育委員会研修
     ・新人研修担当が3月、6月、10月、翌年2月と新採用者の要望を踏まえ       
      研修を企画し実践します。
   
2、プリセプター研修《2年目》
  *プリセプター制の実施を充実し、各部署における新人教育をスムーズに行なえるプリセプターを目指し、院内・院外の研修を駆使して計画しています。

  3、事例発表《3〜4年目》
    *自己の看護観を振り返り、事例を発表します。事例研修担当が各部署と連携をとり、発表から評価までサポートします。

  4、中堅者(管理者)研修《5〜6年目》
    *リーダーシップが発揮でき、適切な看護判断ができる中堅者看護師の育成。
     ・自己を振り返るために、他者評価を取り入れた企画
     ・管理実践研究及び発表の実施
         
  5、中間管理者研修
  
  6、その他
    *院内学会、看護研究発表会、院外研修者による看護師対象の伝達講習会、
  看護補助者研修などの活動の実施。 
 *衛星遠隔研修ホスピタルネットへの無料参加。

新人研修

 

新人研修

【看護記録委員会】

 私たち、看護記録委員会は担当看護師を中心に、患者様やご家族の意向を十分に取り入れた看護計画をたて、実際に行った看護をふりかえり患者様に満足していただけたかどうか、記録をとおして検証しています。平成18年10月から、今までの紙カルテではなく『電子カルテ』が導入されました。その中の看護支援システムというものを使って、看護における計画から実施・評価それに一連の要約まで責任を持って行っています。毎月一回の委員会では、各病棟や外来の代表20余名で満足していただける看護をめざして、様々な意見交換や勉強会などをおこなっていますので、患者様の一番身近にいる看護師として気軽に声をかけていただき、一緒に解決していきましょう。
【看護電算委員会】

 電算委員会は、電子カルテにより医療チーム間で情報の共有化をはかり、患者さまの療養に役立つよう活用することと、看護業務の中でコンピューターを使用して業務の効率化をはかり、ベットサイドケアの充実が図れるように活動しています。。              10月には今までのシステムから、電子カルテへと移行し、パソコンをベットサイドへ持って行き、「熱や脈、症状」などを直接入力することにより時間短縮が図れるよう努めています。各病棟へはデスクトップ4台と、ノートパソコン7台が設置されています、これらの情報は、院内の個人情報保護法の規定により運用を行なっています。毎月の委員会では、各病棟からのトラブル情報と操作上の裏技などを持寄って対処しています。

ベットサイドでのパソコン入力

【継続看護委員会】

 わたしたち継続看護委員会は患者様や御家族の方々と受持看護師が入院時から退院を視野に入れた看護計画を共に立て支援できるよう指導したり、在宅に関する最新情報を提供する事を目的として活動しています。入院中、また退院時、お困りな事や介護保険申請、訪問看護、住宅改修についての手続きで分からないとき、是非受持の看護師にご相談下さい。一緒に解決していきましょう。
【看護業務委員会】
                
 看護業務委員会は、皆様が安心して療養して頂ける様に、物品管理・職場環境・看護業務を円滑に行う事を目的に活動しています。H15年11月より、JITSシステム導入して物品管理をし、看護用具などの新商品も積極的に試供して購入し改善しています。職員の業務量調査も実施して、業務改善につなげ、少しでも患者様の御希望に添った看護援助が出来ますよう努力しております。
【感染委員会】


病院感染防止のために最も重要な「手洗い」の事についてとりくんでいます。なぜ手洗いが必要なのか、効果的な手洗いの方法、(薬液使用の有無、手洗い手順)等ビデオ研修や、ポスターを配布したりして、手洗いの重要性を知らせたり、手洗いの励行を呼びかけています。皆様方も面会等でお見えになった時、病室の出入り口においてあるポンプ式のプラスチック容器に気が付かれると思います。これは、アルコール製剤による擦式消毒剤ですのでどうぞご自由にお使いください。
 また、MRSAという言葉をご存知だとおもいますが、対策に関してマニュアルに基づき各部所で統一された対応を行なっています。もしそのような機会にあわれて、ご心配になられる事がおありの際は、どうぞご遠慮なく看護師へご相談下さい。

【看護接遇委員会】

入院生活が安心で心地良いものになるように、病院職員全体の接遇に対し意識を高め、接遇マナーの向上を目指しております。毎月各部署のラウンドを実施し挨拶や服装のチェックをしたり、院内に設置されたご意見箱への投書について改善策を話しあっております。皆様のご意見を参考にし、よりよい病院づくりを常に考え行動していきたいと思っております。
親切と笑顔でみなさまをお世話いたします。

【臨床指導者委員会】

 みなさまを24時間お世話させていただく中で、私たち臨床指導者委員会は、看護ケアの基準・手順を作って、日々見なおしを行う活動をしています。将来は看護基準・手順を病棟端末に入れ、いつでも見れるように取り組んでいるところです。それは患者さまに質の高い看護を、すべての看護師が実行できるように、基準・手順のマニュアルを作って、それを月1回の定例会で見直し検討を重ねています。また、私たちの後輩である看護学生の実習指導にも力を入れています。学生一人一人に指導者がついて、皆様のお世話がきちんとできるように指導しています。
 今後も、みなさまに満足していただける看護ケアができるように、委員一同頑張りますのでよろしくお願い致します。
【安全対策委員会】

今、新聞やテレビなどで医療事故がたくさん報道され、病院が安全でないところと皆さん思われていらっしゃるのではないでしょうか。私たち安全対策委員会は、事故防止のために、仕事中にヒヤッとしたことや、ハットしたことをみんなで話し合い、対策をフィードバックして、安全な看護を提供するための活動をしています。病院で取り組んでいることのひとつとして、たとえば、注射の間違いをしないために、患者様に注射を実施するとき、患者様にバーコードのついたネームバンドをつけてもらい、バーコードリーダーで、患者様、注射伝票、看護師のバーコードを読み取り、誤認を防止しております。ひとつの例ですが、安全な看護を提供するために努力しております。
最後に
私達水俣市立総合医療センターの看護職員は、今後も患者さまの満足度をより高めるために、看護サービスの向上に努力していきたいと思っています。最後までお付き合いいただき、有難うございました。
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