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精神科・心療内科

TEL.042-396-4614
AI対応050-3145-9618

〒189-0013 東京都東村山市栄町2-9-32
晃正プラザ3階

コラムColumn

スマート・セルフ・リワーク

精神科疾患は脳の病気です。
脳疾患として代表的な脳卒中と同じく、リハビリが必要です。      
自分で自分を見ることの困難さと同じく、自己の精神という対象化しにくいものです。
職場を模したリハーサルの場面で自分の運動や感覚、そして気分、感情、精神の総合的なチェックを行なう必要があります。      
最近の薬物療法は神経再生を促します。      
精神医学、心理学ばかりか神経生理学に基礎をおくリハビリを行なうことで、寛解のレベルをより向上させることができます。      

セルフ・リワークの提案

  1. 通勤練習としての、ラジオ体操式スタンプ型リワーク(下記に説明あり)
  2. 図書館リハビリ、あるいはスポーツジム・リハビリ、 自動車教習所リハビリ、あるいはSNSのオフ会参加リハビリ等 会社勤務を模して定期的に通います。
  3. 高齢・障碍者雇用支援機構の無料リワークを利用する。 あるいは、民間のリワーク施設を利用する。
    たとえば、高田馬場にあるリヴァなど。 (独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構のHPはここをクリック)

     

一般的に リワーク活動は集団療法の形を取ります。通所デイケアの一種です。
1日に2500円程度の自己負担が必要になります。自立支援を申請することで自己負担は800円程度に軽減されます。
毎週5日間の参加を行なうと、月間5万円程度(交通費を除く)が必要になります。自立支援では1万7千円 程度の自己負担です。
初級のリワークでは、もっと廉価で、申し込みから開始までの待ち時間が短いもの、集団療法より個人志向 のものが求められています。
その要望を満たすものとして、全国各地にある就労継続支援B型施設(4800ケ所、平成22年度)の利用が 考えられます。

  1. リワーク者は地域に分散している施設を探してください。
  2. 通勤練習として、スタンプを貰うために、その施設に通うようにします。施設には必ず設置されている タイムカード機械を利用するといいでしょう。他に、睡眠日誌を書くようにしましょう。
  3. 結果としてたまったスタンプカード(タイムカード)や睡眠日誌は、復帰訓練の結果として客観的な価値があります。
  4. 最終仕上げとしては、クレペリンテストを受けましょう。集中力の回復を判定できます。
  5. その利用のための施設を、協賛施設として募集中です。協力可能な施設の方は、 当院にお申し出てください。

YAMASHITA Clinic山下医院

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