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精神科・心療内科

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コラムColumn

時間給支給のボランティア・リワーク

近隣の就労継続支援B型施設を探してください。

うつ状態・うつ病により休職や失業に至っても、社会療法としてのボランティア・リワークが病気の悪化をくい止め、社会復帰を果たせます。


脳に効く薬の進歩はめまぐるしいものがあります。しかし、それは身体療法です。休職や失業に至って社会復帰への治療が必要になった場合は心理教育や社会療法が必要になります。その代表としてボランティア・リワークが有効です。

勤務者の生活を脅かすのは、癌と脳疾患(うつ病、脳血管障害)です。

大企業での健康管理データは、両者の合計は70%となります。死亡統計では1000人に1人の在職中の死亡があります。その内で、70%の方は二つの死亡原因で亡くなっています。
内訳は、癌が50%、脳疾患が20%となります。これは、自殺死亡をうつ関連疾患によると考えた場合です。
なお、全国民では30%が癌死亡です。自殺死をうつ関連疾患とすると3%です。脳血管疾患は14%です。三者合計は約50%になります。
死亡の場合は上記の数字になりますが、有病者データでは致命率の高い癌疾患を上回り、うつ関連疾患が圧倒的に高いものになります。長期病休者は50%はうつ関連疾患です。全国民でも精神科疾患は320万人と最も多く、糖尿病230万人や癌疾患150万人を上回っています。

また、うつ関連疾患が肥満等の成人病や免疫系の異常を誘発して、癌や脳血管疾患を発病させるのは理解できます。

また、うつ病、癌、脳血管疾患が貧困を引き起こすことは世界銀行、或いはWHOのデータで示されています。

うつ関連疾患を脳に効く薬物による身体療法を受けながら、癌や糖尿病の成人疾患を予防して、休職や失業を克服するための社会療法としてのボランティアリワークに参加して治していきましょう。

                                      文責:山下喜弘

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