いままで乗ってきた車達その4です。記憶を頼りの備忘録です。
最後まで自己陶酔気味ですので、ご注意ください。

車遍歴 4







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スターレット 1999〜2004

EP-82スターレットターボGTのダートトライアル仕様車です。
一緒にラリーをやっていた友人と遊ぶための車として共同で購入しました。1991年式、2名乗車の改造車検、足回りとブレーキはダートラ用、強化クラッチとデフにはL.S.D.が付いてました。当然ガード類も付いていて15万円の車両価格だったと思います。
10万km弱の走行距離で転倒歴有り。

実は個人的にはTOYOTAの車で所有したのはこの車だけです。さすがにTOYOTA、まだまだこれからって感じで元気いっぱいでした。途中ウォーターポンプが故障して、真夏にヒーター全開で走ることになっただけが不具合でした。

いわゆるドッカンターボの味が残っていて、スタート時などの全開加速ではステアリングをしっかり握ってないとどこへ行くか分からないという楽しい車でした。


ムルティプラ 2005〜2007



もともと面白い車だと思っていたのがフィアットのムルティプラ。
でも1840mmという幅はちょっと大きいな・・・と思っていました。

スイスへ旅行に行った時見たのがこのタクシー。イタリアではたくさんのムルティプラがタクシーとして使われていると聞いていましたが、スイスでもそこそこ走っていました。

ここらあたりからこの車が気になり始めたのですが、スイスの街中でもオペルのザフィーラと同じくらい良く見かけました。


日本に帰ってから探してみたところ、旧型(上の写真のタクシーと同じ顔の子)はプレミアムがついて新車価格と逆転を起こしているケースもちらほら。ランサーセディア顔と呼ばれていた新型はやはり人気がイマイチでしたが、顔が違うだけで中身は一緒という情報もあり、中古で出ていたこの子を購入いたしました。

もちろん試乗はさせていただいたのですが、乗ってみると幅はあまり気にならない。短い全長(4095mm)ということもあって取り回しでの苦労もあまりなさそう。マニュアルのミッションも小気味良くてなかなか好印象でした。
真夏の試乗でしたが、噂されていたエアコンの効きの弱さも感じる事無く、試乗した日に即決してしまいました。



とにかく乗り心地が良くて、特に凝った足回りではないのですが不快な揺れが無いことに感心しました。

約1.4トンの車体に1.6L、103馬力のエンジン。アンダーパワーそのものですが、イタリア風にぶん回して乗るのも楽しいものです。思ったより燃費も伸びてくれましたが、MTだったからかもしれません。

バックビューもユニークです。ブレーキランプなどの形状も先代の凝ったものから普通になってしまってはいますが、それでも全体のデザインはユニークそのもの。

難を言えば、各窓ガラスの下がる量が少ないことです。左の写真のようにこの位置までしか開きません。

外観に負けずユニークなのはこの室内。3席2列のシートもユニークなら、そのデザインもユニークそのものです。この室内デザインも大いに気に入りました。広々していて視界もとても良い。ダッシュボードが布張りであるとか、人の顔に見える空調の噴出し口とか、達磨さんのようなメータまわり、そして絶妙な位置にあるシフトレバーなど挙げたらキリがありません。

そうそう、ハンドブレーキが運転席右側に生えているのもユニーク。最初のうちは発進する時にかならず左手がさまよっていました。

前列中央は我が家のワンコ専用シートとなっていました。

こんな感じの専用シート。
やはり前が見えることと、人間がそばにいることで落ち着くらしく、安心して寝るようになりました。

一つだけ困ったのは、シフトレバーを握っているときにひじの上にあごを乗せて落ち着かれてしまうことでした。



R1 2007〜2008

ムルティプラはやはりそれなりに大きくて近所のチョイ乗りにもてあますこともあり、軽自動車との2台体勢に踏み切りました。東京では結構大変なんですよね。

前々からR1には一度乗ってみたいと思っていました。
ネットに出ていた中古のこの子、気にしていたところ売れない様子。きっとこの子は私を待っているに違いない・・・。
試乗しに行って決めました。

NA、AWDのアルカンターラ仕様。HIDもついていてなかなか豪華でした。


ご近所の駐車場でのツーショット。
ムルティプラと並ぶとこんな感じ。ちっこいですね。

R1は幅こそ軽自動車の規格いっぱいですが、長さは短い。そのあたりのコンセプトが気に入ってました。
二人で乗るなら結構優雅な雰囲気もありました。


試しにリアシートに腰掛けてみたこともありますが、やはり設計通り普通の大人では無理でした。




旅行先の駐車場です。
お隣さんはホンダのエリシオン。比べるとちっこさが良く分かります。

結局1年乗っただけで手放すことになりましたが、最近スバルが軽自動車から撤退するとのニュースを聞き、勿体無かったかなと少し反省しています。



1007 2007〜


イギリス→ドイツ(OEMですが)→イタリアと来たらやはりフランス車にも乗ってみたいのが人情?というものだ、と家族を説得。

フランス車でセミオートマ、1007とC4ピカソで悩みましたが、ムルティプラが幅の広い車だったのでその反動もあって、というかユニークさが気に入ってコンパクトな1007が現在の愛車となりました。


納車の時にショッキングな出来事がありましたが、乗っていて違和感が無いのが気持ちよいです。

これで車遍歴は終わりとなるのでしょうか・・・。
















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