茨城県西鉄道ファン
(左上)関東鉄道常総線・快速運行初日の一番列車。運行開始当日早朝の下館駅5番線ホームで。(左下)TX車両基地一般公開。(中央)真岡鐵道・C11 325。下館駅1番線ホーム。(右上)JR水戸線・415系。下館駅3番線ホーム。(右下)真岡鐵道・モオカ14 4。下館駅1番線ホーム。
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茨城県内の公共交通、「復権」へ
   2008.06.09

 クルマ依存が高い北関東。茨城県もその内の1県ですが、ここに来て県内の地方路線が“反転攻勢”の兆しを見せ始めています。
 2008年4月には、「茨城交通湊線(みなとせん)」が第三セクター鉄道「ひたちなか海浜鉄道」として再生を果たしました。
 5月には、「関東鉄道常総線」の稲戸井(いなとい)駅〜新取手(しんとりで)駅間に「下高井新駅(仮称)を設置する計画(2011年開業予定)が明らかになりました。
 また、JR水郡線(すいぐんせん)の常陸太田(ひたちおおた)駅周辺の再開発事業が本格化し、駅の利便性が大きく向上することになるとの新聞報道も。
 地方鉄道が苦境にあえいでいる中、これまで地方路線には冷淡だった茨城県で、やっと“地方路線復権”の動きが活発化してきました。

▲ 常総線と、つくばエクスプレス(TX)。TXの開業により、守谷で接続する常総線はTX接続による都心への移動ルートとして成長しているだけでなく、運行頻度の大幅向上により地域の足としてもかなり便利になっています。
 一方、つくば市土浦市「環境モデル都市」に名乗りを挙げ、つくば市のプランでは「新交通システム」(事実上、LRTのことと思われる)の導入など、土浦市のプランでは「トロリーバス」(?)の導入など、いずれも公共交通の充実による新たな都市計画を策定していることが明らかとなりました。
 両市とも、無秩序に郊外へと拡大する従来型の都市開発から、コンパクトシティ(市街地を無秩序に拡大させず、既存の街並みを活かす)、つまり持続可能な都市構造へと転換することを打ち出していて、たとえ環境モデル都市に選定されなくても、プランを実現したい意向のようです。

 地方路線の再生、新規の計画。
 今後どう進展していくか、注目しています。

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更新:2008年6月9日(月)