トヨタ 2000GT
TOYOTA 2000GT
*インテリア*
インパネは、ヤマハが手がけたもので、ローズウッドパネルに7連メーターと言うものです。ヤマハのピアノ作りのノウハウを注ぎ込んだ美しいものです。メーター類は、左から、燃料計、油圧計、油温計、水温計、電流計、ドライバーの正面にタコメーター、速度計と並んでいました。タコメーターは7000rpmからレッドゾーン、速度計は240km/hまで刻まれていました。
ドアトリムは、今見るとシンプルなものですが、下端から前部に伸びる張り出しの造形なんかは、当時としては、意欲的なものです。当時の車のドアトリムと言えば、平板の板に黒のビニールは貼られているだけというのがほとんどでしたから・・・。
ステアリングホイールも、ウッドリムに黒の艶消しスポークという、スポーティーなものでした。テレスコピック機構を採用していて、前後に60mmの調節が可能でした。
自動車車載用工具としては、充実した内容でした。ホイール脱着用の銅ハンマーとアダプターなんかも付いてます。