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水俣市立湯之児病院
言語療法科
熊本県水俣市浜4080番地
TEL:0966-63-4175 FAX:0966-63-4017


TOP施設紹介湯之児病院ST

言語聴覚士とは(ST;speech therapist)

言葉やコミュニケーションに障害のある方や周囲の方々に対して、障害の改善のために、相談・援助・指導・訓練を行います。 最近では、摂食・嚥下障害に対しても訓練・指導を行っています。

我が国におけるこのような業務は、1950年代より始まり、これまで医療、保健、福祉、教育の場で実績を重ねてきました。1999年には「言語聴覚士法」が施行され、国家資格となりました。


対象とする障害

失語症:脳血管障害、脳外傷、脳腫瘍などで話す、聴く、読む、書く、計算するなどが難しくなる障害です。言語の再学習を中心とした訓練、コミュニケーション技能の習得などの訓練を個人あるいは集団で行います。

運動障害性構音障害:脳血管障害や神経の変性疾患で起こり、発声・発語器官の麻痺、異常運動により、発音が不明瞭になったりします。正確な発音を行う訓練などを行います。

音声障害:声帯の病変、発声の悪習慣などで起こる声の異常です。かすれ声やがらがら声など様々な症状を呈します。声の衛生指導や発声法の訓練を行います。

器質性構音障害:口腔内の手術などで、発音の不明瞭さ、様々な異常構音が見られます。発音の訓練などを行います。

機能性構音障害:発音・発語器官に障害がないのに、起こる発音の誤りです。ほとんどの子どもがその発音を獲得している年齢なのに、まだ誤る場合に訓練を行います。

摂食・嚥下障害:脳血管障害や神経疾患、口腔内の手術などのため食事を飲み込めない、むせる、などの状態になります。どこに障害があるか評価し、その評価に従った訓練(食べ物を用いない訓練と用いる訓練)を行います。


訓練場面 失語症友の会 嚥下訓練
嚥下造影検査 訓練食(やわらか1) 訓練食(やわらか2)

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