抓巳火神社境内、確かに気配がある。
 神格が高いらしく清涼とした気配だ、
 どうも解せない、なぜ神格の高い神があだをなすのか、、、。

 目前の闇が一瞬濃くなり凛とした発光が現れる。
 『ようやく現れたか、、、』
 俺は、こいつを知っている、、?
 なぜそう思ったのか、だが確かにあったことはないが知っている、、。
 「あんた、、、。」
 目前の白い人影は俺のよく見知った男の姿をとった。
 『このものとそなたが反目し合ったのは知っておる、
 が我はこの男の属性ゆえ、、』
 「木気、か。」
 俺の見知った男の顔ではあるが穏やかな表情は異質のものだ
 いや、奴もいまはそうかもしれないが、、、
 『悪しき気がばら撒かれた事、そなたは知っておるな?
  悠久の昔からの悪しき毒、、、案ずるな、あらかたは我ら神木が
  わが身に封じ込めた、だが、、。』
 神津の放った太古のウィルスか、、。
 「だが?」
 『だが、浄化にしばしの時がかかりそうだ、、、
  それに、封じきれなかったものもある、、、。』
 「、、、俺にどうしろと?。」
 『その間各地に不浄のものが現れるだろう、
  我らが本来浄化しておったものだ。』
 
  要するにあんた達の代わりに浄化すれば良いんだな?。

  解かった、粉砕しまくってやる。

  、、、、、。