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幌延深地層研究施設におけるガス・水大量発生にかかわる要請書(追記あり)

北海道知事 高橋 はるみ 様
2013年2月15日
社民党北海道連合代表 道林 實

要請書

 日夜のご活躍に敬意を表します。
 さて、報道によると、幌延深地層研究施設における大量の地下水発生とメタンガス濃度の基準値越えにより工事が長く中断しているとのことです。
 2月6日から事態が生じながら、7日開催の関係機関意見交換会ではひとことの説明もなく、「地下水流出やガスの検出は通常あり、けが人がいないから発表の必要はない」という機構側の主張は理解に苦しむばかりです。また、「重大な事故やトラブルではないと認識しており、公表するかしないかは原子力機構の判断」という道の主張も納得できるものではありません。
 今回の事態を重要視し標記の通り要請しますので、対応含めよろしくお願いします。

1 幌延深地層研究施設への疑義と最終処分地としての重大な不安が生じているなかの、今回の情報隠しとも言える姿勢・態度について、道自ら改めること。

2 道民の不安や心配を取り除く道民目線にたって、今回の事態の正確な情報の把握と道民周知へ務めること。

3 原子力機構への情報公開と透明性確保に向けて指導要請を強めること。

4 近隣町村含めた情報公開開示に務め、北海道における研究事態の見直しも含め検討すること。

以 上