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『沖縄ー普天間ー辺野古の今!』糸数慶子講演会のお知らせ

「沖縄県民への差別・憲法番外地」は、いつまで?

 

 辺野古のサンゴの海もやんばるの森もそれは静かで、美しく、豊かな自然は、訪れる人を魅了する。名護では、今日も「サンゴが育つジュゴンの海を壊すな。」と、抗議の声が響き渡る。

 平穏な生活を脅かす日々の轟音や頻発する米兵が起こす事件・事故、日本で起きた米兵の犯罪を日本の司法が裁けない日米地位協定・・・。
 沖縄県が本土に復帰して40年になるが、国土の0,6%に全国の米軍基地の74%が集中する。この米軍基地集中に県民の69%が「不平等」だと感じ、普天間基地移設について「県外」「国外」「撤去」の合計が89%と、回答する。日本国憲法で保障された基本的人権がないがしろにされている状況について「憲法番外地」と、涙ながらに語り、沖縄の基地が減らないのは本土による「沖縄差別だ。」と、嘆く。
 この様な県民の声を無視して野田首相は、黄海や尖閣諸島、南シナ海に及ぶ権益確保を狙う中国を日米で封じ込めるために沖縄をさらに軍事要塞化しようとしている。自衛隊は、「南西諸島防衛戦略」を掲げ、沖縄各地に基地新設を急ごうとしている。
 沖縄防衛局が提出した「辺野古・環境影響評価書」に対して579項目もの疑義を出したがまともな回答はない、そんな中でも野田首相は、「説明し、理解を求める。」と、繰り返す。

 <護憲ネットワーク北海道>は、この様な沖縄県民の総意を無視し、基地存続・自衛隊基地新設強行を許さず、「普天間基地即時撤去・辺野古新基地建設阻止」を実現させるにはどのように取り組むべきなのかを皆さんと考えてみたいと思っています。たくさんの参加をお待ちしております。


日時:7月15日(日)13:00~開場 13:30~開会
会場:札幌市教育文化会館305号研修室(中央区北1条西13丁目) 
演題:「沖縄-普天間-辺野古の今!」
講師:糸数 慶子参議院議員(沖縄選挙区,沖縄社会大衆党委員長)
参加費:500円 

主 催 護憲ネットワーク北海道 TEL 011-709-6212 FAX 011-708-0669