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野田佳彦新内閣発足について

社会民主党北海道連合 コメント
 

野田佳彦新内閣の発足について

2011年9月2日   
              社会民主党北海道連合幹事長 
浅野隆雄

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本日、野田佳彦新内閣が発足した。
「党内融和」、「論功行賞」的色彩が濃いものであり、「適材適所」と言うが、財務省主導大増税に進む「適財適所」内閣でないように強く望むものである。
言うまでもなく、09年衆院選挙における歴史的な政権交代後民主党政権下で3人目の首相による内閣である。この間、国民による審判がされていないことからも、国民による政治不信は大きなものがある。

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当面何よりも、福島原発事故のすみやかな収束と検証に向けた取り組みはもとより、重大な事態である放射線汚染と被害被災者と地域に対する抜本的根本的な対策に全力をあげ、大震災の復興対策とあわせて、国民の生活再建、国民目線に立脚した政治行政に邁進すべきである。
今の政治不信に誠実に向き合い、「人間の復興」を柱に、原発と大震災にあえぐ人たちに思いをはせ身を寄せるやさしい政治、働く人たちに光をあてるぬくもりの政治、景気回復を最優先とする政治こそ、国民の期待に応える責務である。

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そのためにも、いまや焦点でもある原発事故相、経済産業相、文部科学相の今後の実行力に対して厳しく注視をしていくし、原発推進、TPP参加、官僚主導政治復活や大増税は決して行うべきではない。

                              

 以 上