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野田首相の選出についてのコメントです

社会民主党北海道連合 コメント
 

野田佳彦新首相の誕生について

2011年8月30日   
             社会民主党北海道連合代表 道林 實

 国会の首班指名において、野田佳彦民主党新代表が内閣総理大臣に選出された。
 実に第95代・62人目の内閣総理大臣である。

 時あたかも、今日この日の2年前は、衆議院選挙において自民党に代わる歴史的な政権交代が実現した日でもある。しかしながら、この2年間で3人目へと首相が代わるという事実は、「国民こそ、政治の主役」どころか、「国民の生活最優先」より政局優先・党内対立に終始してきたことへの国民の政治不信の高まりがある。

 なおのこと、野田新首相は原発事故のすみやかな収束と大震災の復興はもとより、国民の目線、国民の暮らしに立脚した政治に邁進すべきである。
 とりわけ、大増税、大連立、原発推進、TPP参加、官僚主導政治などの悪政は、断じて行うべきではない。

 今こそ、国民の生活が第一と言ってきた2年前の政権交代に込められた国民の熱い期待を思い起こし、「人間の復興」と「生活再建」を果たすべく、原発と大震災にあえぐ人たちに思いをはせ、身を寄せるやさしい政治、働く人たちに光のあたるぬくもりある政治、世界平和に向けた親善友好の構築などに力を注ぐべきであると考える。

               

以 上