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新年のごあいさつ

「生きさせろ!」の声に応える政治を!
「政権交代」は、憲法あってこそ!

2009年1月1日
社民党北海道連合 代表 山内惠子

<あけましておめでとうございます。>

 沢田研二さんは、昨年「我が窮状」という曲を発表しました。
この窮状 救うために 声なき声よ集え
我が窮状 守りきれたら 残す未来輝くよ
 この「窮状は」、「憲法九条」に掛けたものです。九条の歴史的意義を未来につなげたいという叫びにも聞こえます。
 昨年五月、幕張メッセでの「九条世界会議」には、四十二ヶ国からの二百人を含むのべ二万二千人が集まりました。
 山口たかさんと私も参加、世界は九条を選び始めたことを実感した三日間でした。一方、同じ五月、「新憲法制定議員同盟」(会長は中曽根康弘)が大会を開催、驚いたことに民主党の鳩山由紀夫・羽田孜は顧問、前原誠司・松原仁が名を連ねています。「民主党も改憲を党是としている」という挨拶まであったそうです。

<「政権交代」は、憲法があってこそ!>
 日本の政治の劣化は、目を被いたくなります。「政権交代」は現実味をおびています。社民党は、軍縮による地球環境保全こそ日本の最大の国際貢献だと思っています。「政権交代」は必要だけれど、憲法を生かす社民党がいなければ国会は危ないと思います。

<「生きさせろ!」の声に応える政治を!>
 二〇〇四年製造業への派遣が解禁されて、二〇〇七年の労災による死傷者が九倍に急増したそうです。「生きさせろ!」という若者の声に、政治が応えなければなりません。社民党の責任は大きいです。
 この間、衆議院選に向けて、山口たかさん(比例区)は全道を駆け回っています。
 嬉しいことにこの戦列に本田ゆみさん(二区)が加わってくれました。
 二人を国政に!今年最大の使命です。選挙は近いです。社民党が輝く一年にしましょう。