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2005年 7月23日、千葉を震源とする大きな地震がありました。 ここ亀有 (まあ、ココ山岡みたいな表現だわ) でも何と 震度 5強? の大きな揺れが到達しました。 その時の様子をお伝えしようと思います。 まず第一に、大きな揺れが来る前に地響きがしました。 velocity で触れたものとほぼ同じで、地面より下で幅の狭い揺れが伝播していく様な、 不思議な感触がありました。これを感じ取った時、とっさに "これはヤバいものが来る" と確信し、すぐさま立ち上がりました。 最悪ケース家が倒壊したら部屋の窓から逃げ出そう、そう思い 体制を低くして立ち大の字になり、次に来るに決まっている物を 待ち受けました。 そして地震本体が来ました。 揺れが大きいと、もう縦揺れなんだか横揺れなんだか判別もつきません。 これは震源が近いからかもしれませんが、とにかく地震を味わっている 余裕などなくなりました。 家は軋むし、家財道具はガタガタ音を立てていて、そして一番怖いのは 近くの工事現場です。今うちの近所では、工場を潰して大規模な 開発をやっているのです。20階建て近くの建築途中の建物はあるし、 それを遥かに超える高さの長巨大クレーンが林立しているのです。 しかもそれが揺れているのです。 "もしアレが倒れてきたら、絶対助からんなー" ちなみに男が死を覚悟する時、勃起するらしいのですが、 これぽっちもキませんでした。まだまだですね、私の覚悟は。 そうこうしている内に揺れは収まりました。揺れは 30秒ほども 続いたでしょうか。揺れ終えて最初に思ったのは、 "家が倒れなくてよかった" でした。それを覚悟せざるを得ないような危険を感じたのです。 ちなみにこの時、身一つで逃げることしか考えなかったりしたのですが、 もう少し余裕を持って携帯と財布位は手に出来る様になりたいと思います。 ちなみに地震の 2時間後に駅に行ってみたところ、人でごった返して いました。安全確認のために電車止めてたらしいのです。 都内では翌日までエレベータが止まっていたりしたそうです。 最近はエレベータでしか出入りできない建物あったりしますが、 そこの住人はどうして居たのかなーとか思いました。 便利なものに頼り過ぎるのはちょっと考え直した方がいいかも知れません。 |
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