製剤室では、主に市販製品がないお薬を調製しています。病院の中で独自に調製され、その病院でだけ使用することができるお薬を院内製剤といいます。院内製剤の中には医薬品として正式に認められていないものもありますので、他に有効なお薬や治療方法がない場合に限り、医師の管理下で慎重に使用する必要があります。
院内製剤には、注射薬、軟膏、目薬や消毒薬などがあり、作り方もそれぞれ違います。製剤室にあるクリーンベンチや高圧蒸気滅菌機など設備、機器を用いて適した形で お薬を作り、有効性、安全性、使用性及び品質を確保するために厳しい管理を行っています。
その他に、各科外来・病棟からの処置用薬品の出庫請求、受領、監査、払い出し、在庫管理を行っています。また、卒前・卒後の実習生、研修生、院外薬局の薬剤師に対する製剤教育にも対応してます。
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【主な院内製剤】
安息香酸ベンジルローション
20%塩化アルミニウム液
0.02%オスバングリセリン液
クリンダマイシンローション
3%酢酸液
止痒液
耳垢水
5%抱水クロラール
10%リドカインゲル
塩化メチルロザニリン(ピオクタニンブルー)*小児科で0.1%のみ
3%酢酸ワセリン
1%コウジ酸親水軟膏
5%ヒドロキノン親水軟膏
0.025%カプサイシン軟膏
ツムラ漢方薬坐剤
オメプラール坐薬
院内製剤について疑問・質問等のある方はお問い合わせください。
電話:0966(63)2101 受付時間 : 平日 8:30〜17:15
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