市販用から業務用・味付干瓢まで、干瓢全般を扱う干瓢問屋
市販用から業務用・味付干瓢まで、干瓢全般と中国産椎茸他農産乾物を扱う干瓢問屋の株式会社篠原商店で販売しているかんぴょうの出来るまでの工程のご紹介です
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かんぴょうが出来るまで
かんぴょうは『干瓢』と書きます。
干瓢のお母さんは夕顔。夏の夕方に白い花を咲かせるのでこの名前がつきました。
ウリ科の植物で、江戸中期より下野(しもつけ)の国(栃木県)で栽培されています。
苗の植え付け
かんぴょうは夕顔の実から作られます。
4月上旬に畑に植え付けをします。
加工前の夕顔の実
加工前の夕顔の実を『フクベ』といいます。
加工するには直径30cm以上・重さ7kg以上の実が理想です。
収穫はお盆過ぎまで続きます。
かんぴょうの加工1
早朝4:00頃からこの作業は始まります。
まずは、外側の表皮の部分を剥いてから白いかんぴょうとなる部分を剥いていきます。
ロクロ状の回転台に実を逆さまに固定し、専用の機械で回転させながらカンナを当て剥いていきます。二人で作業するのが基本です。
かんぴょうの加工2
剥かれた実は竿にかけて天日で干します。
下には土ぼこりがたたないよう藁を敷き、丸一日乾燥させるとかんぴょうになります。
残ったフクベは
残されたふくべ達は、来年の種取り用と民芸品のふくべになります。
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