エティン撃破に成功したSeiryu、しばらくは復讐を兼ねエティン狩り(同時にアースエレメンタルにも勝てるようになっていました。以降土エレ)に勤しんでいた。
 入り口付近でしか戦えなかったSeiryu、エティンに勝てるようになりダンジョン内を散策する事にする。
 しばらく進むと宝箱が視界にはいる、急ぎ駆け寄り箱に手を触れおもむろに開けようとするが・・・
 「鍵が掛かっています」 開けれんのか・・・ <これで、いつか鍵開けスキルを上げると誓うのであったw
 気を取り直して、更に先へと進むことにする。
 
 そしてデスパイスを闊歩し続けていた時である、更に地下へと続く階段を見つけた。
 「強い奴に会いに行く!」 この時は土エレも撃破し、かなり強気になっていたw
 階段を降りデスパイス奥へと進む、不意に現れるモンスター!先制の一撃を加え、距離を取るSeiryu!
 モンスターはトロルであった、数度のヒットアンドウエイでHPを軒並み削りとり瞬く間に葬り去る。 
 「この程度か・・・」 <これで更に強気になるw
 勢いに乗ったSeiryu。トロル数匹を撃沈させ、更に奥に進む・・・ 
 通路を壁沿いに進む。
 <旧ダンジョン系ゲームの基本、右壁の法則。今のようにワープとか無いころの基本でした、壁沿い進めば最後には最初の位置に戻ってくるため。迷子GMのSeiryu、慣れるまでこの方法無しではダンジョンに行けませんw>
 次なるモンスターが目の前に現れる!オーガ!強靭な肉体を揺らし襲いかかってくる。
 数度切り結ぶ、ダメージ量を見るがトロルと大差がない。いける! 最後の一撃とともに崩れ落ちる巨体・・・
 モンスターの持ち物をルートしようと死体を調べると棍棒が・・・何故に使わない・・・
 その後数匹のオーガを葬り去りご満悦状態のSeiryu!
 「もはやこの地に私の敵はいないのか!」横たわる無数のモンスターの死体を横目に前進を続ける。突然に通路が開け広場へとでる。
 中央に地下水の池があり小島が見える、小島には橋がかかっており周りを警戒しつつ進む・・・
 島の中央付近に他のオーガとは明らかに風貌の違うオーガが現れる。オーガロード!(以後OL) 恐らくはオーガの群れをまとめる指導者的な存在なのであろう。Seiryu、剣を構え先制の一撃を与えようと駆け寄る・・・・
 一瞬にして闇が訪れる・・・即死である・・・ <エッ(゚Д゚≡゚Д゚;)マジ?
 並みのオーガを遥かに超える攻撃力・・・最大であったHPを一撃のもとに奪い去られてしまったのである。
 そして、己が死体と愛馬の死体を見つめ己の慢心を思い知ることになる・・・
                    そして一人呟く、「またかよ・・・」

※当時HP80程度でリングメールを装備していたためARは低めでした。今のように抵抗値が分かれていはなく、ARのみでした。その為、戦士の基本装備はプレートメールが主流でした。青HQフルプレは非常に高価で購入できるほど余裕はありませんでした。マジック装備も同じでInvulnerability(インバル)のフルプレを装備するのが目標でしたねえ。