・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(P-51/75)

5日目、クルーザーは昨夜エドフを出港し早朝ルクソールに到着(P-5/7)。 午前中王家の谷観光。
ツタンカーメンのお墓の石室に入り彼のミイラを拝見しました。発掘者カーターが少年王の顔から
黄金の仮面をはがす際、首に付けたナイフの傷跡も管理人にライトを照らしてもらい確認しました。
ここでは60基以上のお墓が確認され半数は拝観可能。ラムセス4世と他2つのお墓を見学しました。
午後はルクソール東岸のカルナック神殿・夕闇にライトアップされたルクソール神殿を見学しました。
両神殿とも2030年頃まで発掘は継続予定でエジプト政府文科省が調査員を募集しているとの事です。

2011年11月11日 ルクソール、王家の谷、カルナック神殿観光 

(25/42) ハトシェプト葬祭殿をバックに

(26/42) ルクソール西岸、デイル・アル-バハリの地
ハトシェプト女王 (在位BC1498〜1483年)
第18王朝がアメン神とホルス神を祀る為に建設。
赤茶けた切り立った崖の岩壁を旨く利用しエジプト
神殿建築の中で最高傑作の一つと言われている。
ハトシェプト葬祭殿の遠望。右奥の赤茶けた山の
向こうは王家の谷。山裾に発掘調査の試掘坑が
点在し今も新しいお墓や遺構が発見されている。
早大吉村教授の研究チームもここで活動している。

(27/42) 王家の谷、メムノンの巨像に群がる観光客

(28/42) カルナック神殿・アメン大神殿第2塔門と列柱室
西岸デイル・アル-バハリ、王家の谷の入り口に
立つ巨像。坐像は新王朝絶頂期の第18王朝、
アメンホテップ3世。彼の葬祭殿もここにあったが
後の王が破壊し石材を利用、元の原野に戻った。
ルクソール東岸の世界最大の神殿建造物である
カルナック神殿は一つの神殿の標記名でなくアメン
大神殿とその他諸神の神殿群を含む総称名です。
大列柱室前の第2塔門の神官の像を見入る女性。

(29/42)カルナック神殿のオベリスクをバックに

(30/42)カルナック神殿・開花パピルス石柱
一枚岩から作ったオベリスク。古代ギリシャ語で
串の意味。先端はピラミッド型で一直線に伸びた
柱の形状はなんともいえない魅力がある。
何の為の石造物か明快な答えは無い。
降り注ぐ太陽光を表現したと言う説もある。
午後4時過ぎのカルナック神殿。開花パピルスを
模った石柱の上部は夕日で赤く染まっている。
3時から神殿内部を見学しているが飽きる事は
無い。入り口から徒歩30分はかかる最奥部は
未だ発掘作業が続いている。

   放浪紀入口に戻る   クルーザーに戻る  ルクソール神殿に進む