・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(P-49/74)

旅行3日目アブシンベル神殿見学(P-3/7)。神殿は新王国時代第19王朝ラムセス2世が建設。
紀元前1290年〜1223年の67年間王位に就いた彼はエジプト史上最も高名な王であり強大な
権力を保持し、偉大な建築王とも呼ばれ、即位と同時に自らの墓と葬祭殿の建設を始めた。
ナイル川最上流のヌビアに建設した神殿のスケールの大きさには圧倒されました。神殿内部は
彼の偉大さを物語るレリーフや装飾壁画で飾られており、保存状態も良く、すばらしいの一言。

2011年11月09日 アブシンベル大神殿・小神殿観光 

(13/42) アブシンベル大神殿をバックに

(14/42) 大神殿前のスナップ
世界中から多くの観光客が訪れるこの神殿は
エジプト旅行で一番人気の観光スポット。数年前
国際テロ組織による襲撃事件が起きて以来、
政府は武装警察を配置し警備を強化しているが
近郊農村の貧困問題の解決が鍵である。
広い神殿内部は全面精緻な装飾壁画で飾られて
おり、その一つはヒッタイトとの戦いの場面、王の
奮闘ぶりが見事に描かれています。ネットコピー
内部壁画はここをクリック。
巨大な4体の像を
見るとよほど自己顕示欲の強い人だったのでは。

(15/42) アブシンベル小神殿入り口全景

(16/42) 小神殿入り口と改札係り
ラムセス2世が愛妻ネフェルタリと信仰する
ハトホル神に捧げるために建設。王様の像に
挟まれた王妃の像、足元には小さな子供の
像が刻まれている。愛妻家でもあるのかな。
左右の像はラムセス2世の像。内部はそれほど
広くなく列柱室と至聖所があります。壁面は全て
大神殿と同様装飾壁画で覆われています。
内部列柱室のネットコピー写真はここをクリック。

(17/42) アブシンベル神殿の全景

(18/42)小神殿入り口でのスナップ
神殿の全景。手前は小神殿。奥は大神殿。
ナセル湖に突き出た半島に移設された2つの
神殿はこの位置からのみ全景の撮影可能。
飛行機からも一瞬の撮影が出来るとの事。
成田から飛行機14時間、列車12時間、バス
3時間かけ到着したアブシンベルは今回の旅行で
一番人気の観光スポットである事に納得。今後も
安心して観光が出来る事を願っております。

   放浪紀入口に戻る   アスワンに戻る  クルーザーに進む