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このページ(P-2/2)は東洋のモナリザ像と精緻な彫刻で注目されるバンテアイ・スレイ寺院、
旅行3日目に訪れた溶林遺跡と言われるマングローブの大木に飲み込まれつつあるタ・ブロム寺院、
4日目アンコールトムから少し離れた密林の中の崩壊の進んでいるベンメリア寺院遺跡を紹介します。

2016年12月10日〜12日 バンテアイ・スレイ寺院、タ・プロム寺院、ベンメリア寺院遺跡散策
 
 (7/12) バンテアイ・スレイの経堂

(8/12) バンテアイスレイのデバーター、女神像
 
祠堂入口、扉左右の守護神(女神デバタ―)
の像は基壇を含めて1m弱の小さな女神像。
妖艶なクメール微笑をたたえる厚めの唇と
杏仁形の目で来訪者を歓迎、魅了します。
法隆寺夢殿の救世観音に似ているかな。
フランスの作家アンドレマルローが魅せられた
東洋のモナリザと言われる女神デバタ―像。
中門から7〜8m離れての見学となりますが
裸眼ではお顔の詳細を見るのは難しく現地
ガイドが双眼鏡を貸してくれました。
 
(9/12) バンテアイ・スレイ寺院
の経堂
 
(10/12) タ・プロム寺院遺跡
近くで産出する赤色砂岩を切り出し精緻な彫刻
を施した経堂。彫刻はヒンズー教の神々の姿や
ラーマヤナ(経典)を祀っています。制作時代は
解かりませんが古いクメール文字も見られた。
ガジュマロの大きな幹と根が仏像の上に
覆い被さりまさに遺跡全体を飲み込もうと
しているかのように見えます.溶樹遺跡と
言う呼び名に納得しました。

(11/12) ベンメリア寺院遺跡

(12/12) ベンメリア寺院遺跡
アンコ-ルワットから東に車で2時間、深い
森の中の仏教寺院遺跡。付近はポルポト軍
の拠点であったため地雷原となっていた。
内戦終了後新たな観光遺跡となった。
崩壊の進んでいる森の中の仏教寺院遺跡は
修復不能と判定されやがては森の中に消える
運命にある。現在は遊歩道も整備され遺跡内は
足場の悪い所もあるが安全な散策が出来る。

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