"鎌倉散策"・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・.(.P-62/74)

第2ページは八幡宮から東に延びる金沢街道沿いに二階堂地区から十二所まで散策を掲載します。
両親の墓を朝比奈切通しに近い鎌倉霊園に移してから年2~3回の墓参を行っています。帰り道に覚園寺、
杉本寺、報国寺等のお寺を散策してきました。覚園寺の薬師三尊、光触寺頬焼阿弥陀、杉本寺十一面観音
明王院の五大明王等魅力的な仏像が多いのですが写真撮影禁止でここに掲載できないのは残念です。

2011年~12年 十二所、二階堂地区の散策
 
(07/42) 覚園寺山門をバックに

(08/42) 覚園寺前庭の梅の花
金沢街道沿いのお勧めのお寺は覚園寺。中庭
奥の茅葺きの薬師堂に祀られる薬師三尊像は
鎌倉を代表する如来様。優美な宋風作りで
脇時の日光・月光菩薩と共に重文。玉眼が
鋭い十二神将と共に参詣者を迎えてくれます。
お寺の内部は写真撮影禁止。寺院全体を
祈りをささげる場として正しく伝えて行こうと言う
お寺の見識が覗えます。 山門近くの愛染堂は
愛染明王、 阿閦(アシュク)如来を祀る。地蔵堂に
祀られる黒地蔵菩薩等魅力ある仏像が多い。
 
(09/42) 杉本寺山門に続く石段
 
(10/42) 光触寺の山門
奈良時代、行基が刻んだ言い伝えの残る
観音像を祀る古刹。行基仏の他重文の
十一面観音が安置されているが内部が
暗くお顔がはっきり見えなかった。見えない
からこそ霊験新たかなご利益があるのかな。
阿弥陀堂に祀られる重文の阿弥陀如来立像は
小ぶりの脇侍、観音・勢至菩薩と共に慶派仏師
作の鎌倉仏。頬焼阿弥陀としての伝説が残る。
別名;身代わり阿弥陀。住職が丁寧にこの
いわれを説明してくれました。

(11/42) 報国寺の竹林

(12/42) 報国寺のやぐら
鎌倉の竹の寺報国寺。さほど広くないが
静かな竹林の散歩道が続きます。抹茶の
味わえる休憩所があり小休止できます。
竹林から続く裏庭の一角にやぐらが見え中に
小さな五輪塔、宝篋印塔が安置されています。
やぐらは山の崖に掘られた横穴式墓地です。

  日々の暮らし入口に戻る  大仏に戻る  鎌倉霊園に進む