1996年5月8日
丸子職員住宅取り壊しに伴うアスベストの飛散
について適正な対策を求める住民有志一同
また、その調査が行われたのは、取り壊し予定の建物の内の数棟で、しかも、その中のほ んの数箇所に限られており、このような調査では、他の事例でみられるような、調査段階で 吹き付けアスベストがないといわれながら、工事に入ってから発見されるような事態が懸念 されます。
ビル解体の事前調査には,昨年4月に改正された、労働安全衛生法に基づく特定化学物質 等障害予防規則第38条の10によって、吹き付けアスベスト、保温材等だけでなく、すべ てのアスベスト含有製品の調査、記録が義務づけられているので、この規則に従って、他の 棟の、他の部分についても、住民の立ち会いの上、確実に調査し、それぞれの材料を特定し、 それを一覧表にして公表して下さい。
なお、調査書の中で、ロックウールとかかれている箇所は、アスベストの誤りであるとい う点について、調査者に確認し、訂正を求めて下さい。
以上の6点から、単純な水をかけただけの工事ではなく、完全密閉して、負圧にした上で、 アスベスト建材を個別に取り除く方法で工事を行って下さい。
以上