抜け落ちた「監視と参加」−その16−

民主党の回答



1998年8月6日付けで、民主党にお送りした質問書について、民主党静岡を通じて送られてきた回答は以下のとおりです。(回答はFAXで送られ、手書きのメモのようなものになっています。)
    1(1)(2)今国会の成立に向け全力をあげています。
     (3)民主党が音頭をとって自民党を除く全野党に協議をよびかけ、9月16日(水)に初会合が開かれます。

    2(1)最終的には裁判所が判断します。なるべく幅広く解釈されることを望んでいます。
     (2)行政不服審査法によると考えます。

    3(1)協議中です。
     (2)同上



質問事項
    (前文略)

    1「行政情報の公開に関する法律案」(野党4会派案)について

    (1)現在の審議状況と今後の審議見通しはどうなっていますか。
    (2)法案が可決成立する可能性はどの程度あると考えておられますか。
    (3)法案の可決成立に向けて、共同提出された党以外の他の野党に対してどの様な働きかけをされておられますか。
    (4)法案成立に向けて、今後、貴党がどの様な取り組みをされるお考えであるのか教えて下さい。

    2 同法案の内容について
    (1)第十二条 第3項「行政機関の長は、開示請求者に経済的困難その他特別の理由があると認めるときは、政令で定めるところにより、前項の手数料を免除し、又は減額することができる。開示請求に公益上の理由があると認めるときも、同様とする。」で言う「公益上の理由」とは、どの様な観点から判断されると考えておられるのか教えて下さい。
    (2)これに対する異議申し立てはどの様な形で行うと考えればいいですか。

    3 「行政機関の保有する情報の公開に関する法律案」(政府案)に対する審議について

    (1)政府案に対して、貴党は、積極的に廃案にもちこむ方向で取り組むのか、それとも、修正して成立させる方向も考えておられるのか、どちらですか。この他の対応も含め、今後の審議において、政府案に対し貴党がどの様な対応を考えておられるのか、具体的な方針を教えて下さい。
    (2)もし修正を求める場合には、成立するための最低限の条件として、どのような点についての修正が必要だと考えておられますか。

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