もっと、細かいディティール
(エクステリア編)
さて、ザガートの素敵ディティールは、ドア・オープナーにも注がれている。
50〜60年代のスポーツカーに良く見ることが出来た、この「凝ったドア・オープナー」は、ボタンを押してドア・リリース・レバーを立ち上げ、しかる後にレバーを引っ張ってドアを開けるという、何でもない作業にも触る喜びを与えようと言う拘りの一品である。
この手のマニア心を刺激するディティールはザガートの最も得意とする分野で、「あんた達、こういうの好きでしょ。」と、言わんばかりにあちこちにちりばめられている。
ガソリンの給油口は、ボディサイドの右リアピラー直下に取り付けられている。
解放は電磁スイッチで、室内のコントロールパネルのボタンで操作するが、時々上手く開かないときがある。(笑)
取り敢えずは、国産のパーツで組まれているので故障などでも比較的に修理は簡単だろうが、不慣れなオイラーマンのいるGSでは、路頭に迷うオイラーマンの困った顔を見ることになる。
キャップは、どうやらイタリア製のダイキャストらしいが、これがねじ込み式なので開けにくく閉めにくいという、これまた困った代物で、その内にキャップのネジを舐めてしまうのでは?と、心配している。
ガソリンの指定は当然の如く「プレミアム」で、カバーの裏にご丁寧にもシールが貼ってある。
なんとか、市街地で7km/g 程度の燃費なのが、救いである。
エンブレム関係は、専用の物が準備されており魅力的なアクセントになっている。
オーテック・ザガートのエンブレムはAとZをモチーフにしたデザインとなっており、ステルビオの前後に取り付けられ、また、伝統のZエンブレムはお約束のフロント・フェンダーに設置され、ステルビオの車名はリアトランク左端に付けられているのは、既に御存知の通りで、一見するだけでは日産製のクルマがベースで有る事を看破されないように意識的に日産ブランドを隠す処理を行っているようである。
ガビアでは更にオーテックの車名まで外され、ボンネットを開けるまでその正体を知ることは一般的なクルマ好きには難しくなっている。
ガビアの場合、例のZエンブレムはF・フェンダーサイドに装着されていない。
ザガートではエクステリアのみのデザインには、あの栄光のZバッチはつけない。と、こだわりを持っており、そのためシャシ開発及び改造を行ったステルビオには付けられていたZエンブレムを、ガビアには取り付けなかったようである(泣)。
ただ、有り難い事に、フロントノーズにワンオフのzagatoマーク(このエンブレムはガビア以外には使用されていない貴重な物である)が、取り付けられており、幾らか溜飲の下がる思いである。
しかし、私のガビアにはZエンブレムが取り付けてある。
これは、ガビアのショーカーに付いていたのだからと、私がこっそりと後から張り付けた物で、当然オリジナルのエンブレムではない。
勿論、本物も苦労して入手してはいるが、流石に車体に穴を開けて取り付ける勇気もなく、イベント等に出向いた際に、部品屋から買った偽物のエンブレムの取り付け用ピンを切り飛ばして両面テープで車体に固定してあるだけである。
位置は、以前はショーカーと同じサイドマーカー下の定番の位置に取り付けていたが、現在は「アルファロメオ1900SSZ」の様に、F・フェンダーのマーカー上のサイドストライプより若干上方に取り付けてある。
どうせ、偽物だから位置はどこでも良いのである。
問題は、ザガートの定番である「憧れのZエンブレム」がない方が問題なのであって、このモディファイが、私が最初に手を着けた部分である。