親子3人で暮らすようになって 半年くらいたった頃 スタンに 「冒険の旅・初級編(要10〜14日)」に誘われた。

出発直前に
ルーティも
飛び入り参加
してくる

「2人っきりにして
大事な弟が
お婿に行けない
体にされたら
大変だものねー」
「なんで 素直に
‘あたしも一緒に
行きたいの!’って
言えないかなー」


…素直なルーティを
想像すると 悪寒が
してくるので 今の
ルーティで いいや
と思う
一緒に
街や村に 入ると
こいつらが
とても 目立つ存在
だというのが
わかる
「せくし〜な 女剣士だー!」

「見てー あの金髪 さわりたーい!!」
―前も
こんな風だったかどうか
記憶は定かではない

…よくこんな
派手な 奴らを
平気で
連れて歩いてた
ものだ
いや
確か もっと
ヒラヒラと 派手
だったり
やたら ばかでかく
目立つ奴が
いたな
あんな連中とも
組んで
隠密作戦だ
敵の城に潜入だ
とやっていたのか
僕は
…今なら 絶対
断るな
なんだろう…
目線がかわるって
いうのか
同じような旅で
同じようなものを
見てるのに
以前と 今とでは
全然違う
簡単にいうと
心が 閉じていた
(防御状態)時と
開いてる 今の
違いってこと
なのだろうが…
我ながら 不思議な
感覚だ
「あの甘甘な王子様
ルック なんとか
なんないのかしら
あたしの クールな
服と
合わないのよね」


「なんで いーじゃん
みんな 好きなの
着れば
オレは めでたい
晴れ着の色の
白が好きー♪」
★だが 自分が1番目立ってる事には
未だ気付いていないリオンだった
  ↓

「きゃー 見て見てっ!
かわいー少女剣士ー」
「えー? 少年剣士
じゃないの?」
「どっちにしても
素敵ー!」