戯言ログ 〜1999/9/3


1999/9/3
 いつの間にやら暦では秋。そのくせとんでもなく暑いわ、 いろんなところで集中豪雨は降るわ、残暑が無茶苦茶厳しいわりにはしっかり雷だけはくるわ、 Athlonは出回りまくってるわ、人類が滅びる気配はさっぱりないわで、 何かが狂っているような気がする今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。 暑さでだらけきっているSZJです(^^;

 このコーナーにはいろいろと書くべき事があったのですが、 なんやかんやで更新が遅くなってしまいました。よって、いろいろネタを忘れています。 今思い浮かぶのは、ほとんどパソコンに関わるネタばっかり。 ま、俺の私生活なんか誰も知りたくないだろうから、それでいいのかなぁ。 だいたい「暇人の巣窟」自体、ジャンルを限定していないとか言っているわりに、 ネタはほとんどパソコンネタだし。いろいろ構想を思いついているけど、 家に帰る頃には忘れてたり、なんだかんだで更新する暇がなかったり。 ああ、「毎日更新」なんてトップに書いてあった頃が懐かしい(笑)

 最近のパソコン屋巡りの中核は、言わずと知れた「Athlon」。 4月頃には「K7は2000年まで待ちかな」とか言っていたけど、 やっぱり実物を目にすると欲しくなる。値段の高さが最大のネックとなって立ちはだかるのだが。 現在使用しているのがCeleron300A(FSB103MHz→463MHz)だから、 強烈に速くなることはないだろう。体感でわずかに違う程度だろうか。 だが、そのようなことは問題にならないのだ。 俺が性能にこだわるような奴だったら、「SEPP→PPGA」等という乗り換えをするわけがない。 CPUのパッケージが変わっただけで性能には全く変化がない。
 このあたりは、ハードウェアに対する「こだわり」の成果そのもの。 今Athlonはいちばん「アツい」CPUであり、理屈抜きに欲しいCPUなのだ。 だが、今俺はご存じの通りほとんどバイトをしていない。 月収にして5万円あるかないかだ。要するに、以前からの蓄えを食いつぶしている状態。 こんな事を続けているとどうなるかわからない・・・。

 それはさておき、この期間中にはいろいろなメンツでパソコン屋を巡った。 浜松ではYHFやI君といったおなじみのメンバーや、某友人とT男、k太など。 そんな中の8/20、巡っている最中に携帯電話が鳴る。 見慣れないPHSの番号、誰かと思ったらbunbunさんだった。 とりあえず合流したのだが、実は俺とbunbunさんは初顔あわせ。 いつもICQやらメールやらBBSやらでやりとりしてるけど、実際に会うのは初めてなのだ。 以前にもbunbunさんの帰省にあわせて会う予定があったりしたのだが、 そのときはいろいろあってお流れとなってしまったからなぁ。

 あまり浜松のパソコン屋を知らないということなので、 知る限りのパソコン屋を駆け足で巡回。途中で何故かYHF宅に突入。 そこで怪しげなブツの売買を終えた後、バージョン1へ。 ひとしきりAthlon大会を繰り広げた後、お開きとなった。翌日、支留比亜で再びbunbunさんと合流。 やっぱり行き先はパソコン屋、それもバージョン1(笑)
 何故かbunbunさんの連れのI氏(I君にあらず)に見積もりを出したりしつつ、 それなりの時間を過ごしてお開きとなった。

 翌日、ZIXさん来襲(笑)。やっぱりパソコン屋巡り(^^;
K6-IIIを探しに来たのだが、何故かどこの店でも在庫がない。 あったとしても高いか、周波数が1ランク下の品だったり。 数日前には結構いろいろな店で見かけていたのに、いったいどうしてなんだろう。 かわりに、2日前まではほとんど見かけなかったAthlonが入荷している店多数(笑)
これはやはり、ZIXさんにAthlonを買えという天のお告げだろう。 ちなみにこのあたり、ZIXさんのページの掲示板をあわせて読むとなかなか面白いかも。 ZIXさんの友人「ひみとさん」と俺、あとbunbunさんでAthlon唆しまくり(笑)
 結局、ZIXさんはK6-IIIを狩って(誤変換に非ず)帰った。

 とまあ、こんな感じでパソコン屋巡りまくり。他にあったことといえば、 愛車が壊れた事かな。壊れた箇所はキーシリンダー。 我が愛車「アプリオ」は、メインスイッチとトランクオープナーが一体化しているため、 多用することになり壊れやすい。ただでさえ俺は酷使してるからなぁ。 ついでに限界が近かったフロントブレーキのパッドも交換。 この修理のために原付を預け、俺は大須へ。
 SlotAのマザーがあれば狩ってやるつもりだったけど、幸か不幸かどこにもなかった。 もしあったら暴走していただろうけどね。その日のうちにAthlonシステムになってただろうし。 まぁ、久しぶりにマリリンバーガーに行けたから良しとしよう。


1999/8/19
 なんか眠れないんで、ちょっと戯言でも。 珍しく野球の話題です。俺は個人的にサッカーの方が好きなんだけど、 親父や家族連中がみんな巨人ファンなんで、自然と野球は巨人に関して詳しくなってます。 んでもって、今親父が旅行中で、その間の巨人戦の様子を見ておいてくれと頼まれていたので、 ずっと見ていました。言いたいことがあるのは、8/17の巨人対中日戦。 純粋な巨人ファンじゃない俺も、さすがに腹が立ちました。

馬鹿じゃねーのか、監督&コーチ陣?

 この一言に尽きますね。今の巨人に、上原以上の投手が居んのか? 彼の体調を慮ったにしても、四球連発して押し出した時点で変えようとか思わないのか? そもそも、今まで全然守り切れてないヤツを抑えに使い続ける理由はなんだ? 勝利の方程式?んなもんなんの役にも立ちゃしねーよ。 そういうのは、勝ってから言いやがれってんだ。あの防御率で抑えのエースだなんて笑わせんな。 冗談で「代打?ってことは槇原か?負けるんじゃないか?」とか言ってたら、 ほんとに負けたじゃないか。
 上原っていう投手は素直に「すごいヤツだ」って思えるし、 それだけに彼の頑張りを無にするのは腹が立つ。

 ほんと、過去の名選手でも、馬鹿に監督は務まりません。
あいつの言っている「ミラクル」なんてのは、言ってしまえば自作自演。 自分の迷采配で窮地に追い込んで、地力でなんとかなってるだけ。 「長嶋選手」のファンはいるかもしれませんが、 その延長線上に「長嶋監督」のファンってのがあると思っているなら大間違い。 監督の仕事ってのは何だ?馬鹿な日本語振りかざして、周囲に笑い(苦笑)を振りまくことか? 俺は野球理論とか何も知らないし、すでに終わったことだから結果論かもしれない。 でも、あいつの采配はいくら何でもまずいと思うぞ。 ただ交代する選手の名前を告げるだけなら、役に立ってない。 それが正しい交代ならとにかく、勝手に作り上げたセオリーもどきに従ってるだけじゃないか。 選手の状態とか、相性とかを考えてるのか疑問。

 たとえば、代打。「右対左」「左対右」の方が理論上は打ちやすいのはわかる。 だけど、それが全てとはとても思えない。それだけで通用するなら、 左バッターは無条件で打率がよくなるんじゃないのか。右ピッチャーの方が多いんだし。 相性というのもあるし、そういうのを苦にしない選手もいる。 それ以前に、選手には歴然とした「能力差」ってもんがあるじゃないか。 あと、性格とかも大事だよな。そういうのを考慮しないで、 そんな簡単な理由で「代打の代打」とか出されてみろよ。最初の代打、 どんな風に思うんだろうな。いい気分になるわけが無いじゃないか。
 1点差、9回表、ランナー無し一死でピッチャーの打順。ここで代打。 ちゃんとした抑えが居るならこれは正解だろう。でも、槇原の今期の成績。 出てきて3人できっちり終わらせた事なんて何回あった? セーブポイントはそれなりだけど、安心して見ていられるような内容じゃない。

 今年駄目みたいだな、こんなんじゃ。
だいたい、あんな成績ばっかり残しておいて、よくもまぁ監督続けてるよなぁ。


1999/8/9
 夏真っ盛りな感じがする今日この頃。暑さに少々まいっていたり(^^;
しかし、恐怖の大王は降臨しませんねぇ。だいたい、 もともとあんな抽象的な文章を勝手に解釈しただけの代物だから、 当たらなくて当然なんですよね。今までの「的中事例」とされることにしたって、 俺から見ればこじつけにしか思えない。7月が終わったとたんに、 「アレは暦が違う」とかいいわけにしか聞こえないようなことを言い始めたり、 「人類の努力で回避された」とか訳のわからない言い逃れをしてみたり。
 自分の意見を擁護するのもいいんだけど、あんたらほんとに滅びて欲しいのか?
ほんとに滅びるならしょうがないけど、できることなら俺はまだ死にたくないぞ。

 都合のいい解釈ばっかりしていた某新興宗教とかは、 やっぱり滅亡しなくても(自分たちに)都合のいい解釈しかしないんだろうな。 だいたい、「人類は滅亡しますけど、入信してれば大丈夫」って考えが変だと思わないのかなぁ。 生き残ったら「滅亡」じゃないじゃないか。それとも「人類以外」なのかな? どんなにあがいたところで、人間は人間でしかないのに。 「それ以上の存在」なんてなれるはずがない。
 俺は基本的に無神論者ですね。魂魄の存在なら信じてますけど。

 さて、話題をパソコンに変えます。
Athlonの登場がいよいよ間近となってきました。8/11あたりが有望みたいですね。 もちろん俺も興味があるけど、市場に受け入れられるかどうかが気になりますね。 AMDにはもう後がないですから。失敗したらかなりまずいことになることでしょう。 ちなみに俺が一番懸念してるのは、IntelによるAMDの買収。 もしそんなことになったら、CPU業界もつまらなくなりますね。 AMDの頑張りのおかげで、IntelもCPU価格を下げざるを得なくなったんだし、 独占状態では開発競争が無くなり、革新も望めないし。 これからも両社には頑張ってもらいたいものです。
 Win98SEもOEM版が出回っていますね。リテールパッケージはまだ見たこと無いですけど。 いつものようにバグフィックス版にちょっとした機能追加。 んなものを堂々と新製品扱いするM$は、すでに尊敬の対象としてもいいかも(笑)

 そういえば、Win98のウリとされていた「OnNow」はどうなったんでしょうか(笑)
ACPIにしても全然駄目だし、Win98SEにはバグがあるみたいだし。 一般家庭でACPIって必要なのかなぁ。少なくとも俺は、まったく必要ありませんね。 ノートパソコンならまだしも、デスクトップじゃああんまり意味がないと思うんだけど。 HDDのスピンダウンとか、負担がかかる分悪影響が気になるし。 「すべての」ハードウェアがACPIに対応してる構成って、ほんとにあるのか疑問。 様々な環境があるんだから、対応させようとすること自体に無理があると思うんだが。 個別に対応させられるわけもなく、有効な解決法があるわけでもない。
 「作業はまとめて終わらせる。使わないときは電源を切る」ってのが、 最大の省電力実現法だと俺は思う(笑)


1999/7/19
 最近では雨があまり降らなくなったかわりに、非常に蒸し暑い。 こうも暑くなってくると気になるのがパソコンへの影響である。 購入したメーカー製パソコンをそのまま使用しているぐらいなら問題ない (最近ではそうとも言い切れないかもしれないが・・・)が、 いろいろと内部に増設していたり、オーバークロックしてたりするとかなりの脅威となる。 CPUやチップセット、ビデオチップや各種ドライブの類など、 熱を発生してくれるものはふんだんにある。 かといって、ファンを増設すると音はうるさくなるし、 増設方法によっては逆効果となったりもする。
 我が家の98の場合、CPU温度はほとんど問題にはならない。 心配なのは、狭いベイに押し込んであるハードディスクである。 DDRS(7,200rpm)の場合、冷却ファン無しでは待機時ですら40度(室温+15度)近い。 アクセスが頻繁に発生したりすると、この温度はさらに跳ね上がる。 とりあえずファンを使用すればそれなりに温度が低下するが、 音がうるさいんだよなぁ。結構気になる。

 自作機の方は問題ない。広々とした内部空間と、 騒音を考慮せずに増設してあるケースファンのおかげで、 高負荷時でもケース内温度は室温とほぼ変わらない。 「静粛性」を無視すればこれぐらいのことは簡単なのだ。 もちろん室温が40度とかになれば危険だろうが、 そんな室温ではパソコンより俺の方が熱暴走する危険性が高い(笑)
 俺の部屋、最近冷房つけっぱなしだもんなぁ。多少暑いぐらいなら我慢できるが、 じめじめしているのは嫌。しかし、俺の部屋の冷房ははっきり言って古い。 冷房か送風しか選択肢がない上、「温度設定」すらない。 車のフルオートではないエアコンのように、「威力調節(笑)」しか無いのだ。 もちろん、細かな温度設定などできるわけもない。 動作にしても「0(送風状態)」か「1(冷房全開状態)」しか無いという、 デジタルだかアナログだかわからない代物だ。 ちなみに冬は、小型のファンヒーターかパソコン2台フル稼働(笑)でしのいでいる。

 話を変えよう。俺は昔からF1のファンだ。 自動車好きが高じてこうなったのだと思う。メカニカルな部分も好きだし。
だがしかし、最近のF1はあまり好きではない。昔は全レースを録画していたが、 今では見逃すこともあるぐらいだ。好きなドライバーがどうというわけではなく、 単純にレース自体があまり面白くないからだ。 車の見た目も気に入らない。ナロートレッド化やエアロダイナミクスの進化により、 以前よりシャープな感じになっているのは良いのだが、 ぱっと見で台無しにしているのがグルーブド(溝付き)タイヤ。 見た目の点からもそうだが、これを導入した理論がまた気にくわない。 簡単に言えば、「グリップ力を落とし、コーナーリングスピードを落とすため」だ。
 俺がF1に期待するのは、別次元での競争なのだ。 事故のことを考えているのは理解できるが、その方法には甚だ疑問を感じる。 ドライバーの能力、車の能力に枷をはめているだけではないか。 グリップ限界が低いのでは、逆に事故が増加しかねないのではないか。

 最近のレース展開は退屈きわまりない。タイヤに余力がないから、 オーバーテイク時にも無理ができない。自然、オーバーテイク自体が減っていく。 ピット戦略によるレース展開の変動は見ていて面白いのだが、 コース上でのバトルの方が俺は好きだ。緻密な戦略のぶつかり合いもいいが、 純粋にドライバーと車の能力をぶつけ合うほうがより興奮する。 レギュレーションの枠内で開発するのは当然のことだが、ちょっと行き過ぎな気がするのだ。 スピードを落としたいなら、タイヤではなくエアロダイナミクスを制限した方がいいと思う。
 強大なダウンフォースと小さな空気抵抗。全てがうまくかみ合っていればいいが、 ちょっとしたことでそれは破綻する。タイヤなどよりよほど危険が大きい。 現在のF1カーでは、ダウンフォースを失った状態でのコントロールは難しいだろう。

 なんだか話が面倒な方向へ行きそうなので、F1についてもこのあたりで。
しかし、専門用語って扱いが面倒ですよね。わからない人には呪文でしかないし。 「オーバーテイク」なんて、素直に「追い越し」って書きゃあいいものを、 なぜかこう書いてしまうんですよね。いつも使っているからというのと、 あと格好つけが少々(笑)
 パソコンの場合、言い換えることができなかったりするから困るんですよねぇ。 最近、俺の周りでも「組みたい」って人が増えてきて、説明するのに一苦労。 「略語→本来の意味→たとえによる説明」っていう三段階になることが多いですし。 このたとえがまた難しい(^^;
あと、読み方。困る例が「ASUS」ですね。正確には「あすーす」らしいのですが、 俺は語感の良さから「えーさす」って読むことが多いです。 「AMD」にしても、「えーえむでぃー」って読むのが面倒だから、 「あむど」って読んじゃいますし。CPUにしても型番だったり、 開発時のコードネームだったり、商標だったりと訳がわかりゃしない。 読み方の違いで話が通じなかったりすることもあるんですよね(^^;


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