今日は慶應義塾将研三田会チームとして出場する社団戦の初日。朝9:00浜松町駅集合というのはやや早すぎたような気はするが、召集がかかったメンバーは予定通り集まって、試合に挑むことができた。
今回チームを新規登録した関係で3部リーグからのスタートとなった。一昨年・昨年と明治大学OBチームより助っ人依頼を受けて2部リーグで指し、昨年は見事チームを1部リーグに昇格させることに多少なりとも貢献できただけに、今年はそのまま明治チームで1部リーグの試合に出場したいなという気持ちもゼロではなかったが、やはり自分の出身校のチームを優先すべきと思い、慶應チームで出場することに。
メンバーは佐藤厚さん・藤原大王・岩本さん・私・小関・小泉・斎藤(優)のOB陣に井元・鈴木の現役2人が加わった9名。冷静に考えて3部リーグではダントツの優勝候補だと思ってはいるものの、社団戦のレベルの高さも十分知っているつもりだったので、油断しないで挑んだ。
ちなみに社団戦は各チームにゼッケンが配布されるのだが、チーム登録時に申し込んだデザインと違う色のゼッケンになってしまっていたため、大会幹部に申し入れを行った。慶應義塾の旗はブルーレッドブルーなので、ゼッケンの色はブルー、チーム名は赤、ペンマークは黄色でなくては慶應らしくない。些細なことのようだが、チームカラーのこだわりは重要である。
1回戦:対オール大泉高校 6−1勝ち
序盤カニカニ銀模様から中央突破されて、一方的に相手の攻めの桂とこちらの守りの銀が交換になってしまい、いきなり必敗形となってしまう。さすがに最後は負けを覚悟したが、相手が何故か2度も即詰みを見逃してくれ、辛勝。1回戦から冷や汗の勝利だったが、チームは小泉が負けただけの6−1勝ち。
2回戦:対スマイル 6−1勝ち
戦形は相手の角換わり棒銀に対し、こちらは得意の右玉でいなす作戦に。難解な将棋をやっとの思いで優勢に導いたと思った次の瞬間、相手が王手を放置して攻め込んできたため、いきなりゲームセット。中盤の内容は右玉党の自分としてはこんなものだろうと思って普通に指していた局面が、実はこちらが相当悪い局面だったと思われていたようで、ギャラリーからはひどい内容だったと酷評された。今振り返ってみても、あれぐらいは右玉党なら何とかする局面だと思うのだが・・・。何はともあれこれで2連勝。チームは藤原大王が谷川兄に負けただけの6−1勝ち。
3回戦:対なし 6−1勝ち
自分の対戦相手が持ち時間が切れる直前まで試合会場に来ていなかった。不戦勝かと思いきや、持ち時間残り3分という局面で相手が会場に到着した。この持ち時間の差は大きいと思って余裕で指していたのだが、左玉で大作戦勝ちになった後、自分から強引に決めに行ったのがまずく、いきなり敗勢に陥ってしまう。終盤詰めろではない手をあたかも詰めろであるかのような手つきで連発すると、相手がひよって受けに回ったため、再逆転し、辛勝。チームは岩本さんが負けただけの6−1勝ち。個人もチームも3連勝と絶好調だが、個人的には内容だけ見れば0−3でもおかしくなかった。
4回戦:対新宿343空剣部隊 7−0勝ち
戦形ははまたも得意の左玉を採用。ここまで内容が悪かったが、この4回戦は珍しく(?)快勝。チームは7−0で完封勝ち。チームも個人的にも4連勝と、初日にしてはこれ以上ないスタートを切ることができた。
・・・ということで、6−1、6−1、6−1、7−0という圧勝が続き、現在単独首位である。だが、よくよく見てみると今日の対戦相手はほとんど勝ち星を挙げていない相手だったようで、ほかにも3チーム4連勝しているのだが、うちのチームだけが昇級候補とまだ当たっていないようであった。来月から直接対決ラッシュが始まるので、今一度しっかり調整して試合に臨むことにしよう。
チームで軽く打ち上げをした後、家族の食事会に合流。そこで衝撃的ニュースが。何でも今度映画の撮影とか何とかで、隣に住んでいる祖父の家でロケが行われるとか。来年公開の映画らしく、まだ大分先の話のようだが、何やら面白そうな話で楽しみである。
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