パロネラパークについて

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 パロネラパークとは、スペイン移民のホセ・パロネラが、たった一人で建てたテーマパークです。城に住むのが夢だったホセおじさん、移民先のオーストラリアにスペイン風の城を作り、1935年に完成しました。まだ開拓間もないクイーンズランド州には娯楽施設がなく、映画館、ダンスホール・レストラン・博物館を備えたパークは地元民に大人気。オーストラリア初の水力発電施設までありました。しかし1979年に火災で焼失し廃墟に。ほんの数十年前の建物ですが、歴史の浅いオーストラリアでは重要文化財に指定されています。ケアンズからはバスで1時間ほどです。

パロネラパーク写真集
1.ラピュタ城のモデルという噂のパロネラ城です。とても小さいですね。全然似てないから期待した人は怒らないでね。実際はモデルではありません。
2.そのお城の別アングル。ツアー紹介にはこのアングルが載ってますが、これなら小さいとは気付きません。階段が急で怖いけど屋上に登れます。
3.パロネラ城の中。火災と水害でこうなってしまいました。中央はたしか噴水だったはず。廃墟っぷりが素敵です。
4.お茶ができそうな、ちょっとしたくつろぎ空間から眺める滝は最高です。でかい鯉が泳いでいて、餌をあげるとちょっと怖いです。
5.パークを作るために作業用に作られた大階段。人がいたので、そこは白くぼかしました。
6.滝の反対側にはこんな景色が。素晴らしい。イカダで探検したくなります。渡し舟をつける場所もありました。
7.パーク内の道は散策すると気持ちいいです。これを一人で作ったホセおじさん、素敵です。
8.メインタワーと呼ばれるところです。レストラン、映画館、ダンスホールなど娯楽施設が整ってました。
9.小さな階段や小道が熱帯雨林と見事に融合し、幻想的な雰囲気を漂わせています。こういうところが大好きです。
10.さきほどの滝が見える場所に、なぜか七面鳥がいました。捕まえようとしたら逃げました。放し飼い?
11.水族館になるはずだったトンネル。今ではコウモリの棲家です。恋人同士で来ると新密度アップするかもね。
12.トンネルを抜けたら小さな滝がありました。テレサの滝、娘の名前が付けられてます。ホセおじさんの家族愛を感じます。
13.パロネラ一家が住んだ家。現在は当時の写真が飾られて、自由に見ることができます。
14.パーク出入口のつり橋。滝の真上にあり、高さもあり、かなり揺れますが、別の出入口があるので高所恐怖症の人はそちらからどうぞ。