ここには内容への言及があります。今後映画観賞の予定のある方はご覧にならない事をお勧めします。
私とて猫好きの男です。野良猫と言われれば嫌が応にも期待してしまうというものです。だが、この映画には別段猫は出てきません。親子で楽しめる動物映画では決してありません。そんな期待はなしに願おう。
この野良猫とは、主演の梶芽衣子、及び不良少女達を指しているものと思われます。
私とてロック好きの男です。ロックと言われれば嫌が応にも期待してしまうというものです。だが、この映画は別段BGMにロックを多用したりはしていません。ロックバンドのサクセスストーリィの映画では決してありません。そんな期待はなしに願おう。
このロックとは、きっと安岡力也を指していると考えるのが妥当です。だたそれはバンドマンとして活躍していた過去を指しているのではなく、彼の存在がロックである、という事です。付け加えると、藤竜也もかなりロックな存在と言えるでしょう。
私とて男です。そりゃあセックスと言われれば嫌が応にも期待してしまうというものです。だが、この映画はセックスに満ち溢れた愛の映画では決してありません。そんな期待はなしに願おう。
では、本当にノーセックスなのか?
いや、ある。あるにはありますが、正確には暴行シーンです。私はこういうシーンに吐き気を覚えるタイプなので、正直萎えました。
私とて男です。そりゃあハンターと言われれば嫌が応にも期待してしまうというものです。だが、この映画は狩人の映画ではありません。そして当然、ディア・ハンターの様なヒューマンドラマに満ち溢れた映画では決してありません。そんな期待はなしに願おう。
では、本当にノーハンターなのか?
いや、ハンターだ。何しろ、不良グループの抗争だというのにライフル銃を片手に戦うのですから。
3倍速で見ているだけに、話の内容は全く分かりません。当然もう一度観ようなどという、大切な時間をドブに捨てる様な気はさらさらありません。ですが、上の様に "野良猫"、"ロック"、"セックス"、"ハンター" と品詞分解して紐解けばあら不思議。なんとなくどんな映画か察しがついてしまうというものです。
ではここに、見どころをおさらいして締めるとしましょう。
※気付くと内容への言及がない。やはり 3倍で観たらこんなもんか。
2006-05-07