ゴム長と信長は似てるよね。 だからきっと、戦国武将にゴム長が居たっていい。似ているんだから。 楽市楽座ではゴム長しか売っちゃいけなかったり、 ゴムの大納言になったり、 履かぬなら殺してしまへゴムの靴とか詠ったり、 天下ゴム(天下にゴムをしく)の朱印を使ったり。 南蛮渡来の品物を好んで身につけ、京都御馬揃えの時などは、 マントに帽子、そして南蛮鎧と称して胸まであるゴム長を身につけていた。 そういえば桶狭間の戦いでは、合戦前に豪雨が降った。そのため ゴム長を履いていたゴム長軍が、ぬかるみの中動きの鈍い今川の軍勢を圧倒し、 ゴム長でグリップを利かせた織田勢が、足を滑らせた今川義元を 討ち取ったのは有名な話である。 また本能寺の変では、最後を悟ったゴム長が自ら寺に火を放ち、 その際ゴム長に引火したのが死因とされている。 ゴムに救われゴムに散る、正にゴム長を体現したその人は、 ゴムの様に長い様で短い人生を閉じたのである。 |
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