about : 直腸検診フィクション-1

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俺ももう中年と呼ばれるに十分な歳になった。
中年になるとどうも体のそこかしこにガタがくる。
だから、人間ドックを受ける事にした。

身長体重からX線検査まで一通りこなすと、最後に
待ち構えているのは直腸検診だ。

肛門への異物挿入、それは男としての未体験ゾーン。
興奮や期待よりも、むしろ恐怖感と背徳感が俺を襲う。
そしてそれはこの、カーテン一枚隔てた向こうに待っている。

深呼吸一つ、俺はカーテンを潜った。

そこには、バスローブをはおった加藤鷹が居た。

…何俺これからイカされるの?

鷹は指を突き出して、顔に笑みを湛えている。
−以上−

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