about : 銀座妄想一人歩き

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この前銀座を独りで歩いていた時の事をお伝えしようと思う。
つまり、銀ブラをしていた時の話だ。
といっても、別に銀色のブラを付けていたという訳ではないし、
男だから金ブラでもあったんだよ、とかそういう事でもない。

晴海通りを歩いていると、ティッシュ配りのお兄ちゃんを見掛けた。
そのお兄ちゃんは道行くおねえさんにティッシュをせわしなく配っていた。
しかし私にはティッシュを勧める事もなく、完全スルーだった。
まあ、女性向けの広告なのだろう。

でもここでただスルーするだけでなく、"チッ" とか舌打ちしたり、
道に唾を吐いてくれたりしたら面白いのにな、等と思った。

なおのこといっそ、外人みたいに "オウ、シィット" 等と言ってくれると
面白さは倍増だ。何故街を歩いているだけなのに、そんな悪態を
つかれねばならないのか、といった理不尽さが私を襲うに違いない。

そんな事を考えていたら、街中であるにもかかわらず
思いつき笑いをしてしまった。

そんなこんなの、銀座妄想一人歩き。
−以上−

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