about : 町屋の上等少女

Next:北千住の虎

朝 9時、千代田線の中。
いつもの出勤風景。

通勤ラッシュもひと段落といった電車の中、
一人の、いかにもおとなしそうで真面目そうな少女が角にもたれいていた。
辞書(?) を片手に勉強中のその姿は、この季節の風物詩。
心の中で "がんばれよ" と呟こうとしたその時、
その辞書の肩に文字が書かれている事に気付いた。

受験上等ぉぉっ!

やっぱり呟くのは止めた。
−以上−

雑言に戻る
homeに戻る