2004年11月18日、午後。 私はオフィスのデスクで、仕事に集中していた。 ひたすらに考え ひたすらに模索し、 ひたすらにディスプレイを見つめ ひたすらにキィを叩いていた。 そこへふと、味わった事のない不思議な感触が襲ってきた。 陰茎に伝わる、微かな振動。 机の揺れか、と思って腰を引くも、 振動は絶える事はない。 そういえば携帯をズボンのポケットに入れていたな、 等と思い返すも、その部位からは振動を感じない。 しかし念のため、と思い携帯を取り出すと、 着信を示すランプが点滅している。 悩んだ。 何故、ポケットに入れた携帯の振動を 直に感じることができないのか。 そして何故、その振動を 陰茎でのみ感知したのか。 理由はきっとこうだ。 机に座った状態で張ったズボンの布に振動が伝わり、 その揺れがズボンのしわ部分を揺らし、 それに伴い、陰茎もシェイクしたのだ、と。 こんなプレイを、まさかオフィスで経験してしまうとは。 こんな恥ずかしい体験を。 ああ、やはり携帯など買うべきではなかったんだ。 買うべきでは。 主よ、堕落した私を許したまえ。 |
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