about : 気になる事-2

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ラムネ、それは夏になると飲みたくなる不思議な飲み物。
海・プール・祭りの露天に必ずあるラムネの看板。
あれを見ると、何故か無性に飲みたくなる。

ガラスでできた厚手のビンを持ち、栓となっている
ビー玉を落とすと、溢れ出る白いクリームのような泡。
慌てて口を持っていくも、どうしてもこぼしてしまう。
喉を通るすっきりとした味わいが、少しだけ夏の暑さを忘れさせる。
しかしビンを持ち上げすぎると、ビー玉が栓になってしまう飲みにくさ。
そして飲み終わると、一部の悪い子供はビンを割って。

そんなラムネですが、最近はビンがプラッチックになってるらしいですね。
もうビン自体は生産してなくて、今出回っているのが無くなったら、
2度とお目にかかる事はできないんだとか。

缶とかプラッチックとかペットボトルとか、便利なのは良いんですが、
便利さのために風情を捨ててしまうというのはいただけません。

ラムネのビンが無くなる事によって
甘美な記憶そのものが失われるような気がして、少々寂しいのです。
−以上−

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