つい先日、ふらふらっと CD のレンタルを見てみると ST.ANGER/METALLICA がレンタルに出ているのに気付いたんですよ。 そうか、洋物も 1年したらレンタルするんだったなー と、本当に久しぶりに CD を借りたりした訳です。 で、レンタルのカウンターに行って会計をしているとですね、 カウンターの脇にワゴンがあったですよ。 で、そこにはテープ、MD ならいざしらず、CD-R が置いてあるんですね。 これはいいのか!? と真面目に疑問に思いまして。 随分昔の事ですが、著作権の観点からレンタル(当時はレコード) の是非が問われた事がありました。その際の決着は、 テープに録音する時に音質が劣化するので完全な複製じゃないし、 まあ許しましょうよ、というものでした。 これに習って MD を考えると、デジタルであれ音源から変換する際に 音質が変化しますので、同等の扱いでよかったのです。 しかし CD-R に焼く、となるとどうでしょう? 完全な複製が作れます。しかもデータを HDD に残せますから、 複製を大量生産することも可能です。たった 1枚、借りるだけで。 CD-R ドライブ発売に対しても、この関連での制限が掛かっていたのですが PC に搭載するようになったのを契機になし崩しになりました。 で、結果がこれですか。 パチンコの景品交換よりタチ悪いじゃあないですか。 まあこれには、対価の妥当性の問題もあるんだろうと思います。 CD には絶対に金出さん、ネットで落とす、とかいう不届き者は 置いておいて、一般の人なら対価に見合うだけのものであれば お金出して買うでしょう。でも、日本の CD (アルバム)って 3000円位しますよね。それだけの価値を本当に認めている人って どれだけ居るんでしょうか。しかも新譜旧譜問わずですからね。 アホですかと。 こういう環境も、複製へ走る人を増やしているんじゃないでしょうか。 できる事なら曲単位、単価 100円っていうどっかのサーヴィスに 日本の曲も対応させておけよって思っている今日この頃です。 |
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