about : BATTERY

Next:2002年の締め

 なんだかバイクのバッテリーが持たない。12/14 に十分走ったはず
なのに、今日 (12/30) 走ろうとしたらセル 1発すら回らない始末。
仕方なく家の近くの坂道をバイクを押して登り、重力を利用して押し掛け。
一汗かいた。

 しかし問題は出がけより、出先でエンジンを再始動できるかどうかだ。
走行時間は約 40分。コレくらい走れば何とか再始動くらいは、と思い
つつも不安は抑えられず。しかしエンジンを掛けたままバイクを離れる
事もできず、断腸の思いでトロピカルエンジン ストーップ!

 そして用を済ませ、さて問題の瞬間。キーを挿し、セルを回した。

案の定エンジンは掛からない。

近くに都合よく坂なんて有るはずもない。ここは広大な関東平野。
しかも河の近くの三角州。見晴らしは最高! 気分は最悪!!
嫌な汗をかいた。

道行く人に "押し掛け手伝って下さい、エヘッ" 等と頼める訳もなく、
近くにバイク屋もガスストップも見当たらず、

そして僕は途方に暮れる

 しばらくして都道 318 を北へ。駆動力は 1人力。horsepower でなく
humanpower。ハッ! 略すと同じだ!! しかし労力は決して同じではない!!!
とりあえず近くにバイク屋がある事を思い出し、まで押す事にした。
汗をかいた。

運動不足のこの体、1km程の苦難の道のり、バイクは乾燥重量 200kg。
まさしく坊主も走る年の瀬といった風情に、道行く人は奇異の目を送る。

裸を見られるのは何ともないが、この姿を見られるのは恥ずかしい

恥ずかしさというものを知った、2002年の冬、東京・葛西。
嫌な汗をかいた。

道中偶然にガスストップを発見し、拝み倒し、スタータを借りた。

ありがとう

こういう時って、ホント心の底からこの言葉が出るものだ。素直に。
人間、感謝の心を忘れちゃお終いだ。

しかし今日はよく汗をかいた。
−以上−

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