about : 罪深き仔羊
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ゴムのユルいパンツを履いて会社に行った時のこと。
会社帰りに歩いている時、マイパンツが下方へと
ずれているのに気付いた。しかもそれは時を追う毎に
さらに下方へと突き進んでゆくではないか。
僕は色々考えた。駅までの歩みで徐々に落ちてゆく
パンツ、あらわになるマイサン。電車で腰かけている
おねいちゃんの前で吊皮につかまってしまったりして
いる私の姿、混雑した電車でもみくちゃにされたりする
シチュエーション。何と官能的なことか。そして何と
背徳的なことか。神よ、罪深き私をどうかお許し下さい。
私は変態でございます。
しかしパンツは何とか持ちこたえてくれた。まさに
その直上で、その大移動は停止したのであった。
ほっとしたような、残念なような、なんとも複雑な
心地である哉。
−以上−
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