私、怒ってます。
　お上という言葉がありますね。これはもともと朝廷・幕府、つまり
権力者、及び権力に属する集団を指して使う言葉です。この言葉は、
この意味において現存しません。これらは明治維新によって消失し、
それに代わったのは国民の代表である議員と、国民に尽くし、国民の
税金から賃金を頂戴している役人(役所)です。主権は国民にあるのです。

　故に、現在の日本でお上にたてつく事は、何人たりともできません。
一国の立法を担う国会議員が "お上にたてつくとはけしからん" 等と
けしからん事を言うのは、ひどい誤解なのです。

　ちなみに私の怒りとは、お上にたてつくとはけしからん等と言った
国会議員に対して向けられているのではありません。

　今朝、テレ東で同じような事を言われてしまい、
あー、これから書こうと思ってたネタ取りやがってー! という非常に卑小な怒りを、そのコメンテイターに向けているだけです。

−以上−