about : 生命力

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 ちょっと忙しくて身だしなみに気が回っていなかった頃、
気付いたらものすごく鼻毛が伸びていて、ひどくびっくりした。
風にそよいでこそばゆかったから気付いたなんて、恥ずかしくて
とても言えない。なんて事をいずれここのネタにしようと思って
いたのもすっかり忘れてしまい、ネタは記憶の迷宮の彼方へ。

 がしかし今、またしてもすごく鼻毛が伸びてしまい、えらく
びっくりしたので、ここにこれを記す次第です。

疲れていても、鼻毛は伸びる。
ぐんぐん、伸びる。
水栽培の球根の様に。
その生命力には感動すら覚える。

 鼻毛に感動する自分が、私は好きだ。

−以上−




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