子供の頃、とある映画を日曜洋画劇場で観た。 とある病院で麻酔関連の医療ミスが起こり、患者が昏睡状態に陥る。 そしてその患者は医療事故として研究所に送られ、そこで 臓器摘出のための畑として、昏睡状態で飼われるのだ。 この映画を観た時、医療というものがとても恐ろしい物だと思ったものだ。 私が住んでいるこの日本という国で、そんな恐ろしさと出会うことは この数十年 1度も無かった。 そしてこんな事はあくまでフィクションの世界なんだと、思っていた。 だが、今年この 2012年、こんなニュースを聞きつけた。 中国で、帝王切開中の妊婦から、腎臓を盗む−勝手に摘出する−という 前代未聞の医療事件が起こったそうだ。 寝ている間に財布を抜かれるとからならまだ分かる。 内臓を抜かれるなんてシャレにもならない。 許せない。 一応医者ってさ、それなりに学資と時間的犠牲払ってなる物で、 一時の小金のためにリスク負って不正やらないってのが前提だと思ってました。 そういう信頼が、医者にはあるんだと思ってました。 でもそれは中国では通じないんですかね。 こんなんなら、まだサイババとかのがよっぽどマシ。 少なくともマイナスにはならないからね。 サイババや呪術よりフィクションの国なんて、御免被るとしか言えない。 |
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