筒井康隆が、ライトノベルを出版したとの事で話題になっている。 しかも美少女が男のを扱いて精子を採取するという内容で、 章名全てにスペルマという文字が含まれているそうだ。 三章の怒りのスペルマに至っては、ランボーかと突っ込まずにはいられない。 まあ、一般的に言われる時をかける少女の作家ではなく、 むしろいかに無茶をするかを理屈で考えてやっている人だし、 エロ単語もよく使う人なんで、 作としてはそんなに違和感を感じない。 ただまあ何というか、50周年を迎えた作家がライトノベルか、 というのは意外だった。 自分の親父世代の人があの女の子の絵の入ったオタク向け (時としてエロ)小説をねぇ、というのが。 書いている所を想像するともう、 よくやるもんだと感心する以外になすすべがない。 |
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