about : RPGの真実-2

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RPG ではよく、戦いに勝ったり探検したりすると、宝箱を手に入れる事がある。
そしてその中には、ちょっと素敵な武器や防具等が入っている事がある。
そして武器や防具を手に入れたプレーヤーは、それを装備してしまう。

でもこれでは置き引きや強盗じゃないか。
例え相手がモンスターや盗賊なんかだとしてもだ、
相手を殺めて物を取るのは犯罪だ。

そこで、何とか犯罪に引っ掛からない様に RPG を成立させたい。
となるとやはり、腕力に物を言わせたり、暴行してはいけない。
ここは交渉しかないだろう。
相手がモンスターや盗賊だと話して分かってもらえる確率は低いが、
中には自分の話に感化され、非行を止め、物を呉れる者も居るかも知れ無い。
また、非行・犯罪を行う相手は訴訟を起こし、賠償してもらう。

こうなってくると、職業はやはり会社員や自営業、公務員なんかになってくる。
戦士とかはないよな。あ、僧侶や遊び人は普通に居てもよさそうだ。
公務員なんかはランクが警察になれば、取締りと称してモンスター退治もできる。

となるとラスボスは犯罪組織の親分か。
そして警視総監となったプレーヤーは警察を動かして退治する。

もしくはラスボスが巨大怪獣なら、
総理大臣となったプレーヤーが自衛隊を動かして退治する。

少なくとも会社員や自営業を選んだら、ラストに辿り着く事はなさそうだ。
−以上−

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