最近私の中で、どや顔が熱い。 関西の言葉で、事が上手く運んだ時等にする顔の事を指すらしい。 関東の言葉で言えば、したり顔だろう。 したり顔でも意味は通じるのだがろう、どや顔というと、それだけで 関西のコテッとした感が滲み出て来るのがちょっとイカす。 というか、イヤラシさというか。 このどや顔を使っていると、これが実はトランプのジョーカーの様に オールマイティーな機能を有している事に気付いた。 例えば、普通にギャグが決まって爆笑を取った時、 ああ、普通にどや顔を決められる瞬間だ。 だがここで例えば、ギャグがスベッた時にどや顔をするとどうだ、 それらひっくるめてギャグですよ、という体でスベりをフォロー する事もできる。 だから最近はむしろ、スベりネタを走らせてからどや顔をする、 というのがちょっと楽しい。 ところでこのどや顔だが、辞書に載っていないだろうな、 でもダメ元でも、と調べてみたら、案外載っていて驚いた。 それもこんな内容で。 俗に,したり顔のこと。どうだ顔とも。ちょっと待て、どうだ顔とは言わないだろ。 …あ、きっとこの意味書いた人、今頃どや顔してるに違いない。 |
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