about : 言語(ことば)の大切さ

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 そんなこと分かっっちょる、と言わず、まずは聞いてくだされ。

 ことばハ非常ニ大切ネ。ミーニモ分カルネ。ダッテダッテ、ソノ大切サヲ
人ニ伝エルニモことばガ必要ナンダカラ。

 この事を考えたのは高校位の頃でしょうか。古典とかで助詞・助動詞を
いっぱい勉強して言葉についていろいろ理解した頃。言葉って大切だなと
思ったものです。
 特に思うのは、今日のような科学技術の発展に最も大きく貢献してるのが
言葉なんじゃないかって事。要旨は下記の 2点。

 1)論理的思考なんかは言語ベースで考える
 2)個人の思考なんかを他者に伝える媒介は言語

特に重要なのは 2)かと思う。
 昔天才が発見したむつかしい法則とかがある。それを今の僕らが利用できる
のは、本なんかでその法則を伝えてくれたから。これによって僕らはその法則を
導く以外のことをできるじゃない。それを利用していろんな物を作ったり、
いろんな事を考えたりできるじゃない。こういうことで、科学とか、技術とかが
発展できる訳じゃないですか。これ、言葉のおかげですぜ。

 自分で物理の教科書一冊分の法則を導くなんて考えただけでぞっとする。
つうより、死ぬまでに完遂できないでしょうね。




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