2006 09/02-09
東北&北海道ツーリング

09/02
3:00に目覚ましが鳴り、3:10に起きる。さすがに遊びに行く時は早く起きる。今回は家族を置いて一人で旅行なのでなるべく予算をかけずに旅行する予定。バイクに荷物を載せ、給油の為に早めの3:40頃に家を出発。深夜割引のあるセルフスタンドで給油し、4:00頃家の前を通過。第3京浜で初のETC使用。ノンストップで通過でき、料金所での手間が省けてとっても便利。今回は練馬ICで乗り前橋ICで1度降りて深夜早朝と通勤割引を使って六日町ICまで高速利用する。北海道にバイクで行くのは何年ぶりだろう?最後に北海道にバイクで行ったのはKDXを上野からモトトレインに乗って行った15年以上前の事、関越を使ったのはその2年前位になるかな?
練馬ICを通った時間を見ようとしたが、100円時計にはバックライトが無いので見えない。5:00位だと思う。高坂辺りで少し霧が出てきたり、寒いと思ってフリース着たら気温16℃だったり、関越トンネルは長かったり、で、六日町ICを7:10頃降りる。ここからは下道で国17号-国252号-国290号-国345号で鶴岡に出て鳥海ブルーラインを通って秋田を目指す予定。縦型の信号で雪国に来た事を実感させる。進行方向の天気が気になるけど、雨が降らない事を願って先に進む。
浦佐駅前を右折しグルット浦佐駅周辺観光。国291号に出ると勘違いして迷走していた。9:00頃には雲も減ってきて、日がさして来てだんだん暑くなったと思っていたら、道路脇の温度表示は気温28℃暑いわけです。今日だけで12℃の温度差がある。
そろそろガソリンが無くなって来たのでスタンドに寄り給油する。お腹も空いて来たのでお弁当を食べる事にして地図で場所を探し近くにある道の駅「阿賀の里」に向かう。天気が良いので川沿いの船着場で食事。朝早くの出発なのに弁当を作ってくれた嫁に感謝。川の向こうを電車も走っていて良い感じ。人もバイクも燃料補給したので海を目指して出発。天気も道も良く快適に走って新発田に出る。予定を変更してここから海沿いの道に出る事にする。国113号へ出て海岸沿いの松林の中を走る。防砂林の切れ間から見える海が綺麗で良い感じ。
12:20道の駅「笹川流れ」で少し休もうと思ったが駐車場が狭くて車が多いので、チョット海を見て写真とってから、すぐに出発。この辺りの道は左右に大きな岩に挟まれていたり、道のすぐ隣の海が綺麗で気持が良い。13:00に道の駅「あつみ」に着き休憩。ここは畳の休憩室もあったが先客が居たので椅子で横になってたら30分位寝ていた。昼寝してリフレッシュしたのでスッキリと出発。
チョット鶴岡で用事を済ませてから15:00に道の駅「鳥海」に到着。朝のお弁当が多かったのでここで遅い昼飯に3個1000円の岩ガキを食べて、今日の目的である鳥海ブルーラインを目指す。
 
鳥海ブルーラインを上がると、最初は森の中を通って行くが途中から視界が開け、後方は走って来た酒田方面、前方はこれから向かう秋田方面が見えてくる。気持の良い道でそれなりにワインディングを楽しみ5合目の展望台に向かうが駐車場はほぼ満車だったので、通過し後半を楽しんで象潟へ出て国7号を夕日のポイントを探しながら国7号を北上し18:00に道の駅「岩城」に到着。
カップルがたくさん居る所に一人で夕日を眺めるが、水平線のあたりには雲が出てて海に落ちる夕日は見えず。後は本日予約してあるビジネスホテルへ向かうだけ。19:00にホテルに到着し玄関前にバイクを止めて今日の走行は終わり。チェックインし、ベット・棚の様なテーブルとトイレしかない部屋に入って着替えたら晩飯を食べに出る。近くの飲み屋は混んでいて並んでるのでパスして少し歩くとラーメンやがあったので面倒なのでここに決める。ホテルに戻って大浴場に行くと、暗くて狭くてシャワーがチョロチョロしか出ないとっても雰囲気のあるお風呂。22:00前に眠くなったので明日のアラームをセットし、もう寝ます。本日の走行672km

09/03
4:00に目覚ましがなるがなかなか起きられず、30分位ベットの中でグズグズする。5:00前に外が少し明るくなって来たので起き出して5:20出発。昨日GASスタンドが見つからなかったので朝一から開いてる店を探すが、反対車線にしか見つからず、秋田の市外を抜けると無さそうなので、Uターンして給油。今日は日本海側を通って龍飛岬を目指し、日が沈むまでに大間かむつか、青森からフェリーで函館に渡るか、龍飛岬に着く時間で決める事にする。
国7号を走るとすぐに秋田FTがある。ここからフェリーに乗って北海道に渡るのも良いかなと思うが、昼間にフェリーの中で過ごすのはもったいないのでpassして進む。今度は男鹿半島の入り口に着く。行こうか悩んでる所で左手が勝手にウインカーをONして左折。新潟からズット海沿いを来てるのでここもやっぱり海沿いルートを走る事にする。男鹿半島の入り口の道の駅「」てんのうで男鹿半島のルートを地図で確認し出発。男鹿市内を法廷速度よりチョットだけ高めに走ってると後ろから高速を走ってる時位の速度で走る車に抜かれる。いくら早朝だって街中をそんなに飛ばして良いのかい?
7:00頃に入道崎に到着。朝早くから観光客が来ていて、お土産屋も開いている。灯台まで歩いて行き記念撮影して出発。国101号に出て少し行くと経緯度交点への道案内がある。男鹿半島にも寄り道したんだから、ここにも寄って見る事にする。
初出演で緊張してます。
案内どおり走ると、「この先2.8km経緯度交点」の看板が有る。だけどこの先は砂利道ジャン!汚れるのは嫌だけど、せっかく来たので走ります。硬い路面に砂利が少しある所なので、それほど不安無く走れて調子に乗って速度を上げて走ってると舗装路に出てモニュメントに到着。田んぼの真ん中に交点のモニュメントが有るだけでチョット寂しい。
砂利道を戻り国101号に出ると路面が結構濡れていて雨が降った様子。それ程離れて無いのに交点に寄ったお蔭で雨に降られなかったなんて運が良い!能代を抜け9:00前に道の駅「みねはま」で少し休憩してから走り出す。
前方は雲がかかり真っ暗でいかにも雨が降りそう、「降るかな?」と思いつつも前進すると鹿の浦展望台手前でいきなりの大雨!このまま先に行こうかと思うが、バケツを引っくり返したような大粒の雨なので展望台の駐車場でUターンして「みねはま」まで戻る。
少し戻るとすぐに小降りになり、道の駅にまで戻るとこっちは降ってない。前方の雲が無くなるのに30分位待って出発すると、雨降っていたのが嘘の様な空。Uターンしないで雨宿りすれば良かったかな。
10:00に道の駅「はちもり」に着きお殿水を飲もうと思ったけど水を汲んでる人が多くて待つのも嫌なので先に進む事にする。バイクを降りて歩く気が無かったので白神山地、十二湖は通り過ぎて、千畳敷へ。
鯵ヶ沢で本日2度目の給油。安かったのでハイオク入れちゃいました。十三湖を通って龍飛岬を目指します。12:30頃、小泊手前で家を出てから1000km達成。日本側から龍飛に向かうルートも気持の良い道でお勧めのルート。もうすぐ龍飛岬って所にある展望台で景色を眺めた後にシールドを下ろさないで走り出したら右目の下1cm位の所にカナブン見たいな固ったい虫が当り一瞬前が見えなくなる。カーブの手前だったので危なかった。
1:30頃に龍飛岬に着きお約束のモニュメントに行きスイッチオン。大音量で「北の宿から」が流れる。階段国道を見たり灯台に行ったりしてる間も何度か曲が流れていたのでみんなSW押してるんだね。
昼飯食べて無いので、そろそろ腹減ってきたが、このまま青森まで行けば今日中にニセコまで着くかもと先を急ぐ。2:30頃道の駅「たいらだて」に着き我慢できなくなったので遅い昼飯を食べようと思い寄ってみたが、出来たばかりの様で食堂はお休み。ショックを受けて飴を舐めて出発。3:30頃青森FTに着くが次の船は17:00。
どこに行くのも遅くなりそうなので深夜便でフェリーに乗る事にして、途中で軽く遅い昼飯?早い晩飯?を食べてから夏泊半島を時計回りで一周しに行く。半島の先で少し休憩しする。夕日が沈む時には海沿いで一人で黄昏て居たいので場所を考える。浅虫の外れで夕日が津軽半島に沈むのを待つ。
フェリーに乗るまでの時間潰しに青森IC側の極楽湯に行く。ここなら風呂代の390円でゆっくり過ごせるので結構お得。入り口で荷物を預けて軽く汗を流す。食事する所で個室があり1時間350円で借りられるとの事で早速借りて仮眠しようとするが、なんだか眠れない。でも1時間寝っころがってるだけでも疲れが取れた。もう一度風呂に入って20:00頃出てバイクに行った所で地図が無い事に気が付く。タンクバックの地図を入れていた所のジッパーが開いて落ちたようだ。フロントに行ったが見つからず。諦めてFTに向かう。
23:30の青函フェリーの乗船手続きしバイクの所で多摩ナンバーのCBの青年と少し話す。乗船までまだまだ時間が有るがこの青年も同じ船に乗るとの事。しばらく話しながら乗船時間まで一緒に待つ。乗船時間になりバイクは一番最初に乗船。客室に入って場所を取りすぐに寝ちゃいました。本日の走行545km

09/04
「あっ!」と言う間の3時間で下船時間になり多摩CBの青年を起こし、今度は一番最後に下船する。まだ少し眠いので函館のFT待合室で寝ようと思ったけど狭くて眠れないので進行方向の道の駅に行く事にする。今回北海道地図を持ってないので、FTに張ってある地図を覚えて出発。国5号に出るのに少し迷いバイパスに出てしまう。有料道路は走りたく無かったので側道を通る。後で聞いたらまだ無料だったとの事で乗っていれば良かった。大沼を過ぎた辺りで今回初のキツネを見る。コンビニで少し食料を買ってから4:30に道の駅「遊・YOU・もり」に到着。しかし休む所が無いので自販機の前に座り込んで日が昇るまで休憩。日が昇ってくると車中泊の人も出てきて秋田から来た方と少し話して5:50出発。
長万部でCBの青年と別れ、ニセコへ向かう。7:00頃に着く予定だったが、休憩が長かったので予定時間に到着は無理だと思うが、朝早く他に車も無いし警察も居ないだろうから結構良いペースで進む。道の駅「蘭越」の少し手前で前方で路肩に止まってる軽自動車をパスする車が居たので少しスピードを落とし軽自動車をpassしようとしたら、Uターンを始めたので急制動をかける。後輪が少しロックしてギリギリで止まった。軽自動車を運転していたおばさんは全く気が付かず、後輪がロックした時の音でこちらに気が付き「まあっ」だって。勘弁して欲しいよ。道の駅に入り顔を洗って気を取り直して出発。
昆布温泉から入れるはずだが道を覚えてなかったので、チョット遠回りしたけど、7:30にニセコに到着。ここまでの走行距離1404km。ここは若かりし頃に一緒に北海道ツーリングしていた親友が宿をやっていて、open当初にはスキーで、4年位前には車で来た事はあったがバイクで来るのは今回が初めて。朝食を用意してもらっていたので部屋に荷物を置いて、食事してから少し休んで10:00頃に宿主と軽くツーリングに出かける。


もうすぐニセコ。
ニセコパノラマラインを通って岩内に出て国229号を通って積丹半島1週ツアー。パノラマラインは景色も良いし道も良い気持の良い所だった。神威岬に駐車場に11:15に着き歩いて岬の灯台まで行く。「チョット大変かな?」と思っていたが、行ってみると、チョットじゃなく大変だった。景色は良かったが、疲れた身体にゃチトきつかった。約1時間かけて往復しヘロヘロになって駐車場に戻る。
お昼も過ぎたので余市に行って昼飯を食べる事にして、「ガーデンハウスファミリー寿司」って所で昼食。宿主のお勧めは3色丼とチラシ寿司でチラシ寿司を頼んだが、これは安くて美味かったが量が多くて満腹になる。食べ終わってから「美味かったが量が多かったな」と言うと「満腹チラシってメニューに書いてあるよ」との事確かに書いてある。店を出て給油し晩の食材の買い物に付合って、倶知安でチョット買い物してから宿に帰る。帰って少し休んでからオイル交換しその後はマッタリする。夕食前に本日宿泊しているメンバー3人で雪秩父へ温泉に入りに行く。ここは硫黄泉と鉄鉱泉の2種類あり露天風呂も広くゆっくり入れる。いろいろ話をしながら1時間位入って宿に帰り晩飯。美味いが量が多かったので若手に少し助けてもらい、夕食後軽く飲みながら長野から来たライダーの居酒屋バイト裏話を聞きながら初日の夜は更けていった。明日は雨が降るようなので車で札幌に行って遊ぶ予定。本日の走行332+αkm

09/05
天気予報どうり今日は雨なので、宿主とヘルパーさんと一緒に車で札幌へお出かけ。昨日泊ったバイク乗りも昼飯まで同行する。まずは昼食のスープカレーの店を目指して出発。「雨の中バイクで移動してる人も居るのに車に乗ってて良いのだろうか?」とはまったく思わず、時々寝そうになりながら札幌に到着し、スープカレー屋「まごころ」を探す。すぐに見つかりラッキーな事に半額サービスだった。
各自好みの辛さのカレーをオーダー。俺はお勧めだったスペアリブカレーを辛さ3で注文。初めてスープカレーを食べたが大き目の野菜が入っててなかなか美味しかった。でも、俺は食事として食べるならカレーライスの方が好きかな。天気予報どうり食べ終わると雨も止み、車に積んだ荷物をバイクに載せてライダーは北を目指して旅立って行った。昨日予約したカツゲンの工場見学に行くために車で移動。
さすが、牛乳屋の工場窓の向うは牧場。なんてことは無くて待合室。テーブルもスノーマークの六角形。工場内を見学し、カツゲン神社にもお参り。
夜の予定までまだ時間が有るので、横浜では考えられないくらいのでっかいホームセンターに行き宿主の所用を済ませてからススキノに行く。綺麗なお姉ちゃんの居る素敵なお店の前を通って「札幌ジンギスカン本店」に入る。プレハブの2Fのカウンターだけの小さな店で、5:00少し過ぎた位なのに店は満員。しばらく待ってから席に着くと何も言わなくても人数分の肉が出てくる。宿主は運転手なので飲めないからご飯だが、焼肉には当然ビールなのでビールを注文する。肉はレア目で食べられるとの事。ジンギスカンって独特の匂いがあって少し抵抗があったが、ここの肉を食べてビックリ!美味い!!下手な焼肉屋で食べるより数段美味く、この後の予定があったが宿主と肉を追加し食べてしまった。追加の肉の方が良い所が出てきた。肉を食べ終わるとジンギスカンの鍋が片付けられ代わりにポットが出て来て「?」と思ってると、タレを割って飲めるとの事。ポットの中身はジャスミンティーでサッパリとした感じで飲めました。札幌でジンギスカンを食べるならここはお勧めです。
食べ終わってから、本日のメインにススキノの街に繰り出しどの店が良いか見ながらブラブラ一周し駐車場に戻って少し移動。入ったお店は、居酒屋「300円」。夜の予定は札幌に住む宿のお客さんと合流しての飲み会だったのだ。この店はメニューが全て300円のリーズナブルなお店。お勧めのオムライス・ジャンボチキンカツ・復活した爆弾(そんな名前だった)を注文。どれもでっかくてビックリ!一人じゃとても食べきれない大きさ。さっき食べたばかりなのと見ただけでお腹いっぱいになったのでサラダだけ食べて次の店に移動。札幌に来たのに名古屋で有名な手羽先の「やまちゃん」へ。何故か支店がいっぱいあった。さっき食べたばかりだと言うのに手羽先を5人前注文し、それを食べ終わったら4人前追加。塩コショウの濃い味付けでビールに合う。お腹いっぱいになりもう食べられなくなった所で、居酒屋ほっかいどうに場所を移す。ここでヘルパーさんのニックネームと同じ名前のサワーがあったのでヘルパーさんは強制的に飲まされる。ここはまあ普通の居酒屋だった。時間も遅くなり終電の時間も危ないのでここでお開き。宿主は飲めなくてかわいそうだったが、帰ってから少し飲んで今日はお開き。本日の走行0km

09/06
昨日遅かったので今日はダラダラと起き出す。予定では今日の夜にでも帰る予定だったが、東北地方の天気予報が雨なので延期。特にする事も無いので、軽いツーリングで苫小牧に昼飯を食べに行く事にする。宿主がヘルパーさんをタンデムに乗せてマルトマ食堂を目指して11:00過ぎに出発。
近所の牧場でダチョウを見学して、ルスツから国276号を通って「大滝きのこ王国」で休憩。ここって昔道の駅だったんじゃないかと思ってたら隣に道の駅があって、キノコ王国は混んでいたが、道の駅は結構空いてる。中に入ってきのこ汁を食べる。いろんなキノコが入って100円ってのはお得です。お土産売り場ではいろんな種類のキノコの瓶詰があり試食し放題。ご飯があったらお腹いっぱいになります。いろいろ試食してから好きな瓶詰3個1000円を購入しお土産にする。いつ家に帰るか決めて無いので日持ちするお土産は助かります。お腹もいっぱいになり、今度は俺の後ろにヘルパーさんを乗せて支笏湖の脇を通って苫小牧を目指す。
苫小牧と言えば約20年前に初めて東京からのフェリーで苫小牧に上陸し、長い直線と北海道上陸の喜びのあまり閉め忘れたタンクバックから帰りのフェリーのチケットやら何やらを撒き散らして爆走し、拾って追いついたら「遅かったね何してたの?」と言ってた奴が今、北海道の住人になり前を走ってる。この時のツーリングでとほ宿を知りそれから自分で宿始めちゃったんだもんね〜、人生って何がきっかけで変わるかわからないから凄いね〜。確かあの頃は支笏湖の周りはまだダートたったと思う。綺麗になった道を通って苫小牧にでて店を探すが見つからない。近くに居た小学生に聞くと反対側と教えてくれてピースサイン。「?」と思ってると2:00までとの事で時計を見ると今は1:30。Uターンし急いで行くとありました。
漁港の中の小さな食堂だが有名なので観光客もたくさん来ていて少し待ってから席に着く。壁から天井から有名な人から無名な人までサイン色紙がいっぱい。苫小牧と言えばホッキ貝、マルトマ食堂の看板の文字もホッキ貝だし。webで見たお勧めは丼とカレーとの事だが、食べたかったのでチャーハンを頼む。宿主はカレーとホッキ汁、ヘルパーさんはホッキ丼。テーブルに並べて撮影してから試食会。一番お勧めはやっぱりホッキ丼。叩くと動く新鮮なホッキはやっぱり美味い。満腹になり店を出て宿主が宿に電話すると、予約が入ったのですぐに帰って来いとの事。15:00までに帰ると言って電話を切っていたが、もう14:00過ぎてるよ。俺たちは少し海沿いを通って登別か室蘭を回って帰る事にする。
国36号を南下し海沿いの道を走る。「海は凄い波だな」と思ってるとこの先高波注意の看板。しばらく走ると反対車線まで濡れるほど波が来ていた跡がある。波が来ない事を祈りつつ、来たらそれも面白いかなと思い走ってると、突然高波がっ!・・・ なんて事は無く無事に登別に到着ヘルパーさんも一緒なのであんまり遅くなっても悪いから、ここからオロフレ峠を通って帰る事にする。
ここも昔とは違うと思ってら、道が広くて走り易くなっていた。途中曇りだして寒くなったのでこのままだと辛いと思うが降りて来ると暖かくなって来た。洞爺湖に出て国230号を通って帰ろうと思ったら道を間違えて反対方向に走っていた。急いで戻って農道を通ってニセコに着いたのは17:05。宿に着いた時にお客さんが居なかったので早く着いたかと思ったが、もうお風呂に行ってたそうな。道を間違えなきゃもっと早く着いたのに。今回のツーリングは道に間違ってばっかしだ・・・。本日の走行348km-α

09/07
今日も雨が降りそうだったので明日の小樽〜新潟で帰ろうと思っていたが、晴れてきたので、このまま居ると帰るの嫌々病になるんじゃないかと思い、今夜のフェリーで青森に渡って帰る事にする。明るい内に函館まで行きたいので出発は15:00の予定。出発までは、まだ時間があるのでパノラマラインに出かける。ガソリンが無かったら岩内で入れた方がニセコより安いとの事だったが、たぶんまだ平気だろうと軽く出発。天気も良いし景色も良いので楽しい。こんな所が家の近所に在ったら良いな〜と思うが、横浜じゃ混んでて走れないだろう。調子に乗って(と言ってもそれなりの速度で)走ってたが高速コーナーが連続しスピードが乗ってくる(しつこいけどそれなりにだ!)ので、何かあったらOUTだなっと思ったらビビリミッターが発動しスピードダウン。
裏パノラマのだんだん狭くなってくる道の途中でリザーブ。あと100kmmは平気だと思ってたが勘違い。道間違えたかと少し不安になるが、リザーブでも100kmは走れるので問題ないだろう。しばらく行くと五色温泉に出て道も広くなり一周終了。宿の前を通ってGASスタンドへ行き10Lだけ給油してから戻る。そろそろ15:00も近くなり荷物を積んで帰り支度。宿主とかわいい奥さんに別れを告げ出発。帰りは昆布温泉を通って国5号に出て来た時とは逆に函館を目指す。今度バイクで来れるのは何時になる事やらと思いつつ走る。函館に入りフェリーまで時間も有るのでどこかで晩飯を食べようと思い、函館と言えばラッキーピエロのハンバーガーって事で探しながら走るが店が見つからないまま函館駅まで来てしまう。このままじゃ晩飯はFTかと思い地図を見るためにコンビニへ入る。ラッキーな事に函館のガイドブックがあり、本を見ているとマメさん発見。ここってラー博に入ってた、塩ラーメンの店か。今回の旅行中ラーメンを食べて無いので、晩飯はここに変更。近くにラッキーピエロがある事もわかり、FTで時間潰しに食べようとここもチェック。
先に進んでマメさんに到着するが、薄暗くて静かだなっと思ったらチョット前に閉まった様子。「そんな〜っ、まだ18:00過ぎだぜ!」と倒れそうになるが、ぐっとこらえて函館の赤レンガ倉庫の前を通りアベックを睨みながらラッキーピエロに移動。
ホタテバーガーとジンジャーエールを注文しバーガーが出来るのを席に座って待つ。腹減ってたので時間経つのが遅いのか本当に時間が掛かったのか意識がなくなる前にバーガー到着。まずは写真撮って一口かぶりつく。ホタテに噛み付くが、丸ごとなのでホタテの紐が噛み切れない。しかも中の熱い事ったらビックリ!チョットパニックになりながら格好悪いので周りの客に気づかれない様にホタテと戦う。その後もホタテの攻撃をかわしながらバーガーを食べる。口の周りを火傷しつつも、本日の夕食終了。
少しブラブラ観光しようと思い店を出るがアベックのラブラブ攻撃に打ちのめされ時間が早いがFTへ退却する事に。
東北の地図を落としたので、どこかで本屋に寄ろうと思うが見つからず、東北の道がわからないから帰りは国4号で帰るかと思いつつ移動。帰りも青函フェリーで帰ろうと思うが、待合室が小さくて時間をつぶせないと思い東日本フェリーへ向かう。青森より大きな待合室でこちらならゆっくり出来る。暇なので売店をぶらぶらしてると東北のツーリングマップルが1冊だけ置いてある。「神様は居るんだね」と感謝してから購入。お土産売り場でお土産も買い財布を見るとフェリー代を払うとガソリン代も危なそうなので、直ぐ側のセブンイレブンでお金を下ろす。だんだん眠くなって来て青函FTまで戻るのも面倒臭くなって帰りは道南フェリーに乗る事にする。
乗船手続きし待合室に居ると寝てしまいそうなのでバイクをフェリー乗り場まで移動。時間前に乗船させてもらい。部屋に入ってすぐに眠りに落ちてしまった。本日の走行281km

09/08
3:00頃船内放送で起きるが、まだ少し頭がボーっとしている。バイクも乗車しろとの事なので客室から降りてバイクの所まで行くが、トラックの排気ガスで苦しい。すぐに扉が開くかと思ったが、まだ接岸して無いようで、なかなか開かない。仕方なくボーっとし、しばらく待たされた後に扉が開いていくと、水飛沫が見える。ずいぶんと上の方まで波がかかるんだな〜とボーっと見てると、係員がカッパを着ている。「水飛沫がかかるからカッパ着て作業してるんだ〜、大変だなー」と、ボーっと周りを見ると地面が濡れている。「水飛沫が回りに散ってて嫌だな〜・・・」外灯で雨が降ってるのが見える。「あれっ?雨が降っているの??」ボーっとした頭で雨が降ってる事を理解するのに時間がかかるが、何時までもボーっとしてられないので下船する。
とりあえずFTに移動して休憩室で寝ようと思うが、何故か眠れない。1時間位グタグタするが眠れないので、移動する事にしてFTを出て雨の中へ。青森ベイブリッジを渡ると雨が止んで道は乾いている。「なんだ?またずいぶんと局地的な雨だな〜」と思い。国103号で十和田湖方面を目指す事にする。青森市街を抜けたらまた細かい雨が降って来るが、雨宿りする場所も見つからないので先に進む。だんだんと森の中に入ってきて霧も出てくる。
真っ暗の中デッカイ鳥が2回ほど現れチョットビックリ!こんな暗い中に居るのはフクロウか?暗いわ、寒いわ、雨降ってるわで、走ってるのが嫌になって来る。止まって休む所も見つからず、先に進むしかない。まあ、止まれたとしても雨が降ってるし暗くて寂しいので嫌だし。奥入瀬に近づくにつれだんだん明るくなってきて少し元気も出てくる。国102号を走ってると、時々デッカイ枝が落ちてるので、気をつけて走っていたらリスが道の真ん中までて来てる。誰も通らないから出てきたのか?
十和田湖に近づくと雨も止み観光客もチラホラ出てきて早朝の散歩をしている。十和田湖に着き、駐車場にバイクを止めて、乙女の像を見に行こうかと思ったが、思ったより遠くて途中で引き返す。
また雨が降りそうなので、国103号で十和田ICに出て高速使ってもう帰ろうと弱気になる。大湯で早朝から開いてる風呂を見つけ入ろうと思うが駐車場がわからなかったので諦めて県66号に入り大湯環状列石を見る。天気が回復しそうなので、回復したら何処かに走りに行って、雨が降りそうだったら東北自動車道に乗ろうと思い国282号に向かう。
近くに道の駅「かづの」があったので、少し休もうと探してると行き過ぎたみたいで、Uターンしようとすると「あーチョット危ないかな〜」思ってたら右手が“きゅっ!”となってブレーキを握ってしまう。「あれ〜何するだ〜」と思ったらガッシャン!こかしてしまった・・・。急いで起こそうとするが一回で起こせない。「やべ〜っ。思ったより疲れてる。」道の脇に寄せてショックでうなだれる。地図で確認すると道の駅はまだ先だった。Uターンする必要無かったのね・・・。


ここの左側でやった
道の駅に移動し「このままじゃ危険が危ない!」と訳が分から無くなって休憩。バイクは雨で汚ったなくなってるし、マフラーとスラッシュガードに要らない傷を付けてしまったし、朝早いので店は開いて無いし、で、仕方なく自販機でお茶を買う。30分位休むと元気が出てきたので先に進む事にして国282号を走る。途中でショートカット出来る道を地図で見つけるが、看板を見失ったようで通り過ぎる。また、雨が降ってきたのでもう駄目だと思い安代ICから東北道に乗る。
腹も減ったので岩手山SAで俺は朝食、バイクは給油でお互いにエネルギー補給し出発。走ってると晴れて来てポカポカして眠くなって来たので紫波SAで休憩。ベンチに寝転んでたら30分位寝てしまった。飯食って眠って疲れも取れ、天気も良くなって来たので東北道を降りて寄り道する所を探し、北上江釣子ICで降りて遠野を回って予定していた国45号で太平洋側を走る事にする。
東北道を降りる頃には雨が降ってたのが嘘の様な良い天気。国107号から国283号を通るルートは景色も良い。道の駅「遠野風の丘」で少し休憩。この先、釜石に出るかとも思ったが、日が暮れる位に松島に出れると思い大船渡に出るルートを選ぶ。国283号、国340号国107号と走り大船渡に出て、国45号に入り南下。天気が良いと元気が出てくる。朝はもう止めて帰ろうと思っていたのが嘘みたい。
気仙沼を超え道の駅「大谷海岸」に入る。道の駅とJRの駅が一緒になっていて、海岸に近い。少し海を見て休憩。このまましばらく国45号を走り、陸前戸倉から国398号に入り、モアイ像を左に見てから北上川河口に沿って走る。北上川を渡ってから女川に出るまでの道は海沿いとは思えない気持の良いワインディング。ただ、所々集落があるので気を付けて走った。石巻で、石ノ森漫画博物館に入ろうと思ったが、日和大橋の表示が目に付き、青森でも大きな橋を渡ったしせっかくなのでここも渡って見る事にする。ここも海沿いなんだから石巻ベイブリッジに名前を変えれば良いのにと思ったが、渡ってみるとちょっと雰囲気が違う。石巻港を通り国45号に出て松島へ向かう。奥松島まで行って見ようかとも思ったが、今回は諦めて松島に行く事にし県60号、県27号を走る。
5:50に松島海岸に着き、海岸から海を眺めるがもう少し上から見た方が良いと思い、双観山展望台に移動。予定どうり日が沈む前に松島を見る事が出来た。ここから先は予定を決めていないが、この辺で泊る場所を探すかこのまま帰るか決めかねて先に進む事にする。これが失敗だった。仙台に近づくと帰宅の渋滞が始まっていて国4号に出る手前から混み出し、国4号に出たらさらに混んで進めない。暗くなって混んでくると疲れが出てくるが、このままじゃ進まないのですり抜け大会開始。国6号の手前まで走ってやっと空いてきた。道が空いたらお腹も空いたのでチェーン店のラーメン屋に入り食事。1時間位休んで8:30頃に店を出ると、小雨が降ってくる。途中からだんだん雨が強くなる。暗いし、シールドに雨が付き前が見えないのでシールドを上げると痛いしで、速度が上げられない。だんだんトラックも多くなり雨も本降りになる。暗くて雨が降ると直ぐに弱ってしまい、コンビニの駐車場に入って、近くの道の駅を探すが、この先福島を越えて安達まで行かないと無い。何とかそこまで行って今夜はビバークしようと思いリポD飲んで出発。10:30頃に道の駅「安達」に到着。ここは、二輪駐車場には屋根があるし、コンビニも併設され、24時間休憩所も開いている。凄いぞ、安達!駐車場には車中泊も何台か居るよう。疲れた身体を引きずり休憩所に入るとどこから来たのかビバーク組みが集まって来ていて端っこにダンボールとシュラフを持ってウロウロしている人もいる。申し訳ないと思いつつベンチに倒れてスイッチが切れる。本日の走行???km。メモ何書いたか解読不能だった。

9/9
目が覚めて時計を見ると日付は変って0:30。隅っこにダンボールを敷いて寝てる人やこれから寝ようとしてる人、俺と同じようにベンチで倒れてる人が何人か居る。でも、バイク乗りは居ないみたい。まだ雨は止んでいないが、もう一度寝れそうに無いし、都内の渋滞を避けたいので顔を洗って1:00に出発。この辺りから東北道に乗ろうかとも考えるが、トラックがスピード出して走ってるし、東北道は外灯が無いので暗いし、前が良く見えなくて速度も上げられないので下道を走る事にする。下なら街の側は外灯があり少しは明るいし。少し走るが下道もトラックが多い。その中で時々同じようなペースの車があるので車間を取って後ろを走る。そういう時に限って数少ない信号に止まって離される。暗いし雨降ってるし(このフレーズ何回目だ?)で、周りも良く見えず、どっか山のを越えたみたいだが何処を走ってるか良く分からない。矢吹辺りで道が乾いて黒磯に着いた頃には雨が止んできた。やっと雨を超えたみたいで、コンビニの駐車場で30分位休む。このまま下道で走るのはもう辛いし雨も止んだので矢板ICから東北道に乗る事にして出発。3:30に矢板ICにのり、3:45に上河内SAに入り4:00頃からバイクの横に寝転んで1時間位寝る。5:20に出発しこの先は休憩を多く取ろうと、SA毎に止まり6:35に蓮田SAで今回のツーリング最後の給油し後は家まで直行する。休みが多かったので時間がかかり首都高に入ったら渋滞かな?と思ってたら、案の定6号の向島辺りから渋滞。また、すり抜けしながら進む。銀座辺りまで渋滞は続いていて事故渋滞もあった様子。俺も疲れてるから気を付けなきゃ。この後は空いていて横羽線を通り保土ヶ谷ICから降りようと思ったていたけど、最後まで道を間違えて横浜めぐりをして家に帰りましたとさ。1時間余計にかかった。今回の総走行距離3189kmでした。

最後は写真が無い・・・