作詞・作曲 HEPAFIL
むかし 世界に人が少なかったころ
わたしのこころの 欲望はささやかだった
こんなに遠く来ることを
だれが望んでいただろう
それほど前ではなかったはずなのに
戻れないほど遠くにきたのか
むかし 太陽がもっと身近だったころ
わたしのこころは 輝きにあふれていた
むかし 人生が今より短かったころ
わたしのこころは 慈しみをおしまなかった
むかし 山が木でおおわれていたころ
わたしのこころは いつも新鮮だった
本当は今も幸せなのに
どうして何かみたされないのか
それほど前ではなかったはずなのに
戻れないほど遠くにきたのか
むかし 道が土でつくられていたころ
わたしのこころは 大地にささえられていた
むかし それはむかし とおいむかし
わたしのこころの中にあるむかし
(C) 1997 HEPAFIL