作詞・作曲 HEPAFIL
あたたかな春の 香りに満ち
ぬくもりに包まれた
輝きと芽生えのころ
そう言って目を上げれば
あなたは遠くを見て 笑っている
横顔が映し出す
過ぎた日の思い出
気がつけば 時は過ぎて
さわやかな風が 髪を揺らす
秋の日の一頁
ぬけるような 澄んだ空
愛とか 偽りとか
夢とか 裏切りとか
ありふれた 言葉が
吸い込まれてゆく
あなたと過ごした日々は
やわらかな春の 想いに満ち
鮮やかに彩られた
光に花開くころ
そう言って顔を向ければ
あなたは遠くを見つめている
秋の日の昼下がり
燃えるような山の木々
嘘とか 言い訳とか
恋とか 憧れとか
こどもじみた 言葉が
吹き流されて行く
(C) 1997 HEPAFIL