ジェットコースターは好きですか?
お金払ってお漏らし我慢するようなこと?
時にはそのために何時間も並んだり?
そんなこと、ぼく、
ぜ っ た い に い や だ!!
ぼくは、自然の中でおおらかに生育する自然共生型の生物なんだ。
人工的なものはごく当たり前に排除してしまう、立派な特質があるんだよ。
この場合、人工的なものの一番最初にあるもの
それが「加速度」なんだ。
考えてみて!
むかしむかしあるところに住んでいたおじいさんやおばあさんが
車乗ってたはずないしね?
山にたきぎ拾いにいったりして、たいていは歩きだよね?
自転車なんてものも、ぜんぜんなかったはずさ。
つまり、古来の生物は、あまり加速度に縁がなかったと思うんだよ。
ガリレオガリレイがピサの斜塔から何を落としたか知らないけど、
加速度というのは、近代文明によって飼いならされた人類に共通する何者かなんだ。
ぼくは加速度は得意じゃない、
そんなふうに誇らしげに答えるぼくは、正統派生物の典型だと思うんだ。
もちろん、正統派生物ってことは、
進化していないって意味じゃないし、遅れてるってわけでもないよ。
それどころか地球にとっては、
生物のあるべき姿を体現している昔からの友達みたいなものだと思うんだ。
そんな正統派生物にとっては、ジェットコースターなんて、
絶対にお漏らし間違いなしの、憎むべき存在だってことなんだ。
あ〜話しただけで鳥肌立ってきた(毛が逆立ってきたってことだよ!)
誘ったら後悔すること間違いなしだよ!いいの?
流れているのは「子守りうた−犬用−」